バンダイナムコ、PS3「第2次スーパーロボット大戦OG」
敵メカ&敵キャラ、バトルシステムの情報を公開


今冬 発売予定

価格:8,379円(通常版)
   41,790円(限定版『COMPLETE BD BOX』)

CEROレーティング:B(12歳以上対象)


 株式会社バンダイナムコゲームスは、今冬に発売を予定しているプレイステーション 3用シミュレーションRPG「第2次スーパーロボット大戦OG」の新情報を公開した。

 「第2次スーパーロボット大戦OG」は、PS2用ソフトとして発売され好評を博した「スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS」、「スーパーロボット大戦OG外伝」の続編であり、「スーパーロボット大戦」シリーズ初のPS3専用タイトル。今回は本作で初登場となる敵メカ&敵キャラを紹介する。

■ コード“エビル”

デザイン:カトキハジメ

 ハイ・パーソナルトルーパーと呼ばれる高性能機。斧と銃が合体した専用武器バスタックス・ガンを持ち、高い運動性と機動力を発揮する。ヒュッケバインシリーズのデータが応用されていると思われるが、詳細は不明。専属パイロットはアーマラ。イングとアッシュを幾度となく追い詰める。


■ アーマラ

CV:池澤春菜
デザイン:河野さち子(STUDIO G-1 NEO)

 コード“エビル”の専属パイロットである少女。性格はクールで大人びており、プライドが高い。イングと何らかの因縁を持っていると思われるが……。


■ 雀武王(じゃくぶおう)

デザイン:宮武一貴

 「百邪(ひゃくじゃ)」と呼ばれる悪魔や妖怪と戦うために古代人が作り上げた半生体兵器・超機人。雀武王は龍虎王や虎龍王と同じ「四神(しじん)」の超機人である。朱雀の姿を模した超機人・雀王機(じゃくおうき)と、玄武の姿を模した超機人・武王機(ぶおうき)が合体することによって構成されている。

 黒蛇刀(こくじゃとう)という細身の刀、武鱗甲(ぶりんこう)という盾を持っている。雀武王は、高い運動性と飛行能力を持ち、黒蛇刀と武鱗甲を用いた接近戦を得意とする。操者は「バラル」と呼ばれる敵組織に所属する仙人・夏喃(かなん、CV:永田亮子)で、クスハの龍人機の前に立ちはだかる。


■ 武雀王(ぶじゃくおう)

デザイン:宮武一貴

 武王機が上、雀王機が下となって合体すると武雀王になる。背中に巨大な甲羅を持ち、四神の超機人の中で最も高い防御力を持つ。黒蛇砲という強力な大砲を持ち、遠距離からの攻撃を得意とする。

 操者はバラルに所属する仙人・泰北(たいほう、CV:三宅健太)。夏喃と共に行動し、クスハやブリット達を危機に陥れる。



■ 戦闘シーン紹介

【コード“エビル”】
武器:バスタックス・ガン。バスタックス・ガンを構え、発射!

【雀武王】
武器:黒蛇刀(こくじゃとう)。黒蛇刀の刀身が伸び、敵を締め上げる

【武雀王】
武器:黒蛇臼砲(こくじゃきゅうほう)。背にある砲台から黒蛇臼砲が発射される

【ソウルゲイン】
武器:玄武金剛弾(げんぶこんごうだん)。玄武金剛弾は新たに追加された武器

【ライン・ヴァイスリッター】
武器:ハウリング・ランチャーB。空中からハウリング・ランチャーを発射

【グルンガスト零式】
武器:零式斬艦刀・疾風迅雷。零式斬艦刀で敵を切り裂くグルンガスト零式

【R-1】
武器:天上天下念動破砕剣。剣状の念動フィールドで敵を切り裂く

【フェアリオン・タイプG】
武器:ソニック・ドライバー。ブレイクフィールドを展開し、敵へ突撃していく




■ ツインバトルシステム

 ツインバトルシステムは、インターミッションの「部隊編成」またはマップ上の「合流」コマンドにより2つのユニットを1つの「ツインユニット」にすることができるというもので、「スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS」より継続されたシステム。ツインユニットになると「ツイン精神コマンド」や「集中攻撃」、「個別攻撃」など、戦闘を有利に進めることができる要素が使用可能になる。

 前作「スーパーロボット大戦OG外伝」では、マップ上の「合流」コマンドのみで編成可能だったが、本作ではインターミッションでの編成も可能になった。インターミッションでツインユニットにするには、インターミッションのメニューに追加された「部隊編成」を選択することでユニットをツイン(2機1組)にすることができる。

 マップ上でツインユニットにするには、未行動の味方ユニット同士が接続していると個別コマンド(ユニットの行動を選択するメニュー)に「合流」が追加される。この「合流」コマンドを選択することで、選択したユニット同士がツインユニットになる。

【部隊編成画面】【個別コマンド「合流」】
パイロットと機体のグラフィックスが表示されているので部隊の状況を視覚的に把握できる前作では合流するためには気力が110以上である必要があったが、本作では気力の制限はなくなった


■ ツイン精神コマンド

 ツイン精神コマンドとは、各キャラクターが持っている精神コマンドに加え、ツインユニットの状態のときのみ使用できる精神コマンドのこと。精神コマンドの横に「TWIN」と表示されているものがツイン精神コマンド。前作ではツイン精神コマンドとしては使用できなかった「気迫(自分の気力を+30にする)」や「覚醒(行動回数か1増える)などの精神コマンドもツイン精神コマンドに加わった。


■ ツインユニットでの戦闘

 ツインユニットの場合、メインとサブの2機で同時に攻撃を仕掛けることができる。攻撃目標がツインユニットのときには「集中攻撃」と「個別攻撃」の2種類から選べる。「集中攻撃」は、敵がシングルユニットの場合、またはツインユニットのどちらか1機に対して攻撃を集中させることができる(全体攻撃武器の使用は不可)。

 「個別攻撃」は、敵がツインユニットで味方のメインは敵のメイン、味方のサブは敵サブ(つまり、自分と同じポジションにいる相手)に対して個々に攻撃を仕掛ける(全体攻撃武器の使用は不可)。

集中攻撃は異なるポジションの敵に与えるダメージが65%に減少してしまう個別攻撃は両機に対して、100%の威力で敵にダメージを与えることができるツインユニットの戦闘は、画面が上下に分割されメインとサブが別々に攻撃を開始する

 「全体攻撃」は、攻撃目標のツインユニット全体にダメージを与えることができる攻撃で、武器パラメータにある「種別」の項目に「ALL」と表示されている「全体攻撃武器」でのみ可能な攻撃スタイル。「個別攻撃」、「集中攻撃」とは異なり、「援護攻撃」を受けることはできないが、シングルユニットでもツインユニットの両機を攻撃することができる。ツインユニットの場合はサブも「全体攻撃」の使用が可能であれば、メインとサブの2機による「全体攻撃」が可能になるという。

全体攻撃は、攻撃目標のメインとサブに対して同時にダメージを与える


■ ウェポンセレクトシステム

 「ウェポンセレクトシステム」とは、「換装武器」と呼ばれる武器を任意で機体に装備させることができるシステム。このシステムは「スーパーロボット大戦OG」シリーズのみに実装されているもので、攻撃力が低い武器しか装備できない機体に攻撃力の高い換装武器を装備することができる。また、射程が短い武器しか持ってない機体に射程が長い換装武器を装備させたり、ENを消費する武器を多くもった機体にENを消費しない換装武器を装備させるといったこともできる。

 各機体には「Wゲージ」、各換装武器には「必要Wゲージ」というパラメータが設定されている。「Wゲージ」とは、その機体がどれだけ換装武器を装備できるかを表しており、「必要Wゲージ」の合計が「Wゲージ」を超えるような装備はできない。


■ 武器改造

 戦闘で敵を撃墜した際に獲得できる資金を消費して、武器の攻撃力を上昇させることができる。機体特有の武器「固定武器」と、付け替え可能な「換装武器」とでは武器の改造方法が異なる。固定武器の改造は、その機体が装備している全ての固定武器の攻撃力が上昇するのに対し、換装武器の改造は武器ごとに改造を行ない、攻撃力は改造した武器のみ上昇する。なお、換装武器は固定武器に比べて改造に必要な資金が低くなっている。


■ パイロット育成システム

 戦闘で敵を撃破したときに獲得できるPP(パイロットポイント)を消費して、パイロットの能力を上昇させることができる。パイロット育成には「能力上昇」と「スキル修得」の2種類がある。能力上昇は4種類(空、陸、海、宇)の地形対応と6種類(格闘、射撃、技量、防御、回避、命中)の能力値を上昇させることができる。スキル修得は特殊なスキルを修得することができるというもの。



※画面は開発中のものです。
(C)SRWOG PROJECT

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(2012年6月14日)

[Reported by 志賀康紀]