「SDガンダム カプセルファイター オンライン」8月1日実装機体レポート

初のSRランク機体「ダブルオーガンダムセブンソード/G」など合計4機体が追加


8月1日実装予定



 CJインターネットジャパン株式会社は、Windows用オンラインアクション「SDガンダム カプセルファイター オンライン(以下、「SDGO」)」において、8月1日に「ダブルオーガンダムセブンソード/G」、「リボーンズガンダム」、「シャア専用ゲルググ」、「ウイングガンダム<EW版>」を実装する。今回も一足先に新機体を体験できたので、ムービーと共に紹介していこう。

 「ダブルオーガンダムセブンソード/G」は本タイトル初のSRランクの機体で、通常のSランク機体よりも強めの設定になっている。全体的に攻撃力が高めの近接格闘型の機体で、スロウやスタンといった強力な特殊効果を持っているのが印象的な機体だ。「リボーンズガンダム」はSランクの遠距離射撃型の機体で、武装変更で近距離から遠距離まであらゆる距離で戦うことができる。「シャア専用ゲルググ」はASランクの近接格闘型の機体で、「シャア専用」というだけあって格闘能力が非常に高い。「ウイングガンダム<EW版>」は、BRランクの遠距離射撃型の機体。Bランク機体としては攻撃力が高めになっているのが特徴的だ。



■ ダブルオーガンダムセブンソード/G

・近接格闘型(グー機体)
・SRランク

 「ダブルオーガンダムセブンソード/G」は、「機動戦士ガンダム 00V 戦記」に登場する機体だ。

 武装変更前の武装は武器1が近接武器の「GNソードIIロング(ソードモード)」、武器2がビームタイプの射撃武器「GNソードIIロング(ライフルモード)」、武器3が「格闘アーマー無視」と一時的に敵のスピードを遅くする「スロウ」の効果がある「GNソードIIショート」となっている。武器3の「GNソードIIショート」は射程があり、少し離れたところからでも当てられる。

 武装変更後は武器1が近接攻撃の「GNバスターソードII」、武器2が敵の行動を一瞬停止させる「スタン」と「貫通」の効果があるビームタイプの射撃武器「GNソードIIブラスター」、武器3が「スロウ」の効果がある実弾系の中距離武器「GNカタール」となっている。武器3の「GNカタール」もある程度の射程があり弾数も2発あるので、積極的に狙っていきたい。

 どの武器も非常に攻撃力が高く、相手のHPを一気に削ることが可能だ。更にスキル1にはHPが70%以下の時、近接攻撃をヒットさせると一定確率で追加ダメージ、中距離武器に対する防御力アップ、ブースター回復速度上昇の効果があるユニークスキル「七つの剣」があり、スキル2にHPが50%以下の時にブースター使用時間が増加、敏捷性上昇、攻撃力上昇の効果がある「ツインドライヴシステム」を持っており、スキルが発動するとかなりのダメージを与えることができる。

 今回のテストプレイでは、相手機体がこの後紹介する遠距離射撃型(パー機体)の「リボーンズガンダム」だった。本機とは相性が悪く、本来は与えるダメージは少なくなるはずだが、それを感じさせないくらいの大きなダメージを与えられた。SRランクの名に恥じない性能になっている。

 戦い方としては武装変更前の武器3「GNソードIIショート」、武装変更後の「GNカタール」を起点に近接攻撃に持ち込むのが良さそうだ。「スロウ」の状態異常を受けた相手は思うように動けず、圧倒的な攻撃力を持つ本機の近接攻撃の餌食になるだろう。また武装変更前後共に射撃武器を装備しているので、ある程度離れている敵にも対応できる。


【プレイムービー】

【スクリーンショット】
「GNソードIIロング(ソードモード)は5段格闘。相性の悪いパー機体のHPを減り具合からも本機の攻撃力の高さがわかる
射撃武器の射程は大体この位。中距離の敵にも十分対応できる
状態異常を与える「GNソードIIショート」、「GNカタール」もある程度の射程があるので、積極的に狙っていきたい




■ リボーンズガンダム

・遠距離射撃型(パー機体)
・Sランク

 「リボーンズガンダム」は「機動戦士ガンダム 00」に登場した機体。劇中では「リボンズ・アルマーク」が搭乗しており、「リボーンズキャノン」にも変形可能な可変型MSだ。もちろんゲーム内でも武装変更で「リボーンズキャノン」に変形できる。

 変形前の武装は武器1が近接武器の「大型GNビーム・サーベル」、武器2が「貫通」の効果があるビーム系の射撃武器の「GNバスターライフル」、武器3が自動で相手を追跡しダメージを与えるファンネルタイプの武器「大型GNフィンファング」となっている。この武器は他のファンネルタイプの武器と少し特性が異なり、他のファンネルは敵に張り付いてチクチクと継続的にダメージを与えるのに対し、「大型GNフィンファング」は一撃の攻撃力は高いが、攻撃すると瞬時に消えてしまう。

 変形後の武装は武器1が「貫通」と相手をダウンさせる効果があるビーム系の「大型GNフィンファング」、武器2がホーミングする実弾系武器の「小型GNフィンファング」となっている。特に武器2が強力でホーミング性能が優秀な上、弾速も速いので回避するのはかなり難しい。相手との距離が近すぎると当たらないという欠点もあるが、その欠点を考慮しても使い勝手の良い武器だ。もし接近されている状況なら武器1の「大型GNフィンファング」で相手をダウンさせたり、変形して対応したい。

 そんな使い勝手の良い武器が揃っている機体だが、変形するための条件として、変形前の武器3「大型GNフィンファング」の残弾が満タンになっている必要がある。似たような仕様が既に実装されている「νガンダム」や「カオスガンダム」、「レジェンドガンダム」にはあったので、これらの機体に慣れているプレーヤーならより有利に試合を運べるだろう。

 スキル1に、HPが50%以下の時にブースター使用時間が増加し、敏捷性と攻撃力が上昇する「ツインドライヴシステム(擬似太陽炉)」、スキル2にはHPが40%以下の時に攻撃力、防御力、リロード速度、スペシャルアタックの威力が上昇するユニークスキル「リボンズの画策」があり、両スキルが発動すると全体的な性能がかなり底上げされる。しかし両スキルともHPの条件が厳しく、「スキルが発動したものの死んでしまった」という事態が起きがちだ。それを補うためカスタマイズでHPを強化するのも悪くない選択だろう。

 本機の戦い方は2種類に分かれる。1つは変形前のファンネルタイプの武器「大型GNフィンファング」を積極的に使ってダメージソースとする戦い方で、もう1つが変形後のホーミングする「小型GNフィンファング」をメインに使っていく戦い方となる。この辺りはプレーヤーの好みによるが、筆者は後者の「小型GNフィンファング」をメインに戦う方が好みだ。曖昧なAIMでもダメージを与えられるのは大きなメリットに感じた。どちらの戦い方にせよテクニカルな印象で、使いこなすにはある程度の慣れが必要になるだろう。


【プレイムービー】

【「小型GNフィンファング」の動き】

【スクリーンショット】
「GNバスターライフル」は「貫通」効果があり弾数も豊富。武装変更前のメインダメージソースだ
変形前の「大型GNフィンファング」も攻撃力が高く優秀な武器。他の武器と同様全弾使い切らないとリロードされないので、変形する場合は残り弾数に注意しながら運用したい
「小型GNフィンファング」は優秀な武器だが相手が近すぎると弾が当たらない。密着していれば当たるが、右の画像の様な距離だと弾は敵の後方へ飛んでいく




■ シャア専用ゲルググ

・近接格闘型(グー機体)
・ASランク

 「シャア専用ゲルググ」は「機動戦士ガンダム」に登場する機体で、パイロットは「シャア・アズナブル」だ。シャア専用機は既に「シャア専用ザクII」と「シャア専用ズゴック」が実装されており、この機体で「機動戦士ガンダム」に登場する「シャア専用機」は全て実装されることになる。

 武装は武器1が「ビーム・ナギナタ」、武器2が「スタン」の効果がある「ビーム・ライフル」、武器3が「ブーストダウン」の効果がある「格闘コンボ」となっている。

 スキル1に近接攻撃ヒット時一定確率で追加ダメージを与える「MS格闘術」、スキル2にHPが50%以下の時に発動し、移動速度、ダッシュ速度、敏捷性がアップするユニークスキル「赤い彗星のシャア」があり、これが発動すると、通常時でもかなり速い動きが更に強化されることになる。

 武装は近接格闘型の機体としてはスタンダードな武装で、スキルも近接格闘型向きとなっている。癖が少なく非常に扱いやすい機体だが、武器1「ビーム・ナギナタ」のモーションは振りが大きかった。乱戦時にはほかの武器に切り替えてキャンセルしながら隙を少なくしていきたい。

 この機体で戦うときは武器2「ビーム・ライフル」を上手く使ってSPゲージを溜めて、スキル1の「MS格闘術」を発動させたい。その後は「ブーストダウン」の効果がある「格闘コンボ」や、「ビーム・ナギナタ」を絡めて攻撃しよう。ダメージを受けて「赤い彗星のシャア」が発動したら、機動力を生かして縦横無尽に動きながら戦うと良いだろう。


【プレイムービー】

【スクリーンショット】
「ビーム・ナギナタ」の隙は多少大きいため、乱戦時には注意したい
「格闘コンボ」も近接攻撃のため当てるのが少し難しいが、「ブーストダウン」の効果がありダメージも大きいので、積極的に狙っていこう
スペシャルアタックは「乱舞型」だ




■ ウイングガンダム<EW版>

・遠距離射撃型(パー機体)
・BRランク

 「ウイングガンダム<EW版>」は「機動戦士ガンダム W Endless Waltz」に登場する機体だ。

 武装は武器1が「ビーム・サーベル」、武器2が「マシンキャノン」、武器3が「ダウン効果」のある「バスターライフル」となっている。武器3の「バスターライフル」は強力だが弾数が1発しかなく、リロードも長めになっているので、使いどころに注意が必要だ。

 この機体は飛行形態に変形でき、変形後の武装は武器1の「バスターライフル」のみとなる。

 スキル1は移動速度、ダッシュ速度、敏捷性が上昇する「機動性アップ」、スキル2はHPが50%以下の時に、移動速度、リロード速度、サーチ距離が上昇する「高性能OS」となる。特にリロード速度が上昇する「高性能OS」は遠距離射撃型のこの機体とはかなり相性が良い。HPが50%以下という条件が厳しいが、スキルが発動した後は飛行形態に変形して相手と距離をとったり、ダウン効果がある武装変更前の武器3「バスターライフル」で相手を攻撃しダウンさせ、その隙に距離を取るという戦法が有効だ。

 Bランクらしからぬ攻撃力を持ち合わせていて、体感ではAクラスの機体と比べても遜色ない攻撃力に感じた。使い勝手の良い「マシンキャノン」との相性が非常に良く、適当に弾をばら撒いているだけでもそれなりにダメージを与えられる。

 「バスターライフル」も強力な武器だが弾数が1発しかないので、変形して交互に撃つなどの工夫が必要になる。スキル2の「高性能OS」が発動すればリロードが短くなり、より戦いやすくなる。

 戦い方としてはやはり高い攻撃力を生かして少し離れたところからHPを削っていくのが良さそうだ。「マシンキャノン」をメインに、確実に当てられる場面で「バスターライフル」を使っていくと良い。接近戦はそれほど得意ではないので、飛行形態に変形して距離を取るなど、できるだけ距離を詰められない立ち回りを意識したい。


【プレイムービー】

【スクリーンショット】
「ビーム・サーベル」は3段格闘だ。遠距離射撃型の機体というのを考慮すると妥当な性能か
「マシンキャノン」は弾数が多く攻撃力が高いので本機のメインダメージソースになるだろう
「バスターライフル」は強力な武器だが、弾数が少ないのがネックだ。変形して交互に撃っていきたい

(C)創通・サンライズ (C)創通・サンライズ・MBS
Produced by BANDAI KOREA
Developed by SOFTMAX / Published by CJ Internet Japan.
※画面・仕様は開発中のものです

(2012年 7月 27日)

[Reported by 八橋亜機]