iPhoneアプリ紹介イベント「I Love iPhone×Apps」開催

NHN Japanとグラスホッパーが今後の展開を発表


4月18日 開催

会場:Apple Store銀座



本イベントの司会は、アプリヤ株式会社執行統括責任者の新城健一氏が務めた

 4月18日、Apple Store銀座で最新のiPhoneアプリケーションやソリューションを紹介する毎月恒例のイベント「I Love iPhone×Apps」が開催された。15回目となる今回は、iPhoneアプリを手がけるゲーム会社からNHN Japan株式会社、株式会社グラスホッパー・マニファクチュアが登壇し、新作や最新情報を披露した。




■ 「ハンゲーム」では定番ゲームも充実させながらリアルと連動したゲームにも取り組む

NHN Japanのシニアプランナーで、「リアゲー」プロデューサーを務める金田有浩氏

 NHN Japan株式会社が運営しているゲームポータルサイト「ハンゲーム」では、これまでにiPhone用ゲームを30タイトルも配信している。ウルフに変身して戦うアクションゲーム「ウルフボーイ」、メロディを作っていくファンタジーRPG「音色組曲(おといろくみきょく)」、パチスロアプリ「ダメどる!!」、パチンコアプリ「もえぱちっ!」、ゴルフトレーニングアプリ「診断ゴルフ」など、バラエティ豊富なラインナップが紹介された。

 さらに、3月にリリースされたばかりの「倉木麻衣★ムービーパズル」を実演しながら披露。これは歌手の倉木麻衣さんを題材にした2段階のパズルで、ジャケット写真を2枚1組で絵合わせで揃えた後、15パズルに挑戦する。15パズルでは、倉木さんのMusic Clipが流れる動画ピースを見ながら揃えていくという、これまでにないパズルになっている。

 「ハンゲーム」では、テーブルゲーム「リバーシ」など定番のゲームを充実させていく一方で、「新たな試みとして日常のリアルを取り入れたゲームにも取り組んでいく」として、「リアゲー」の4タイトルを発表し、プロモーションビデオを公開した。アイドルの女の子たちと自分の好きなところで一緒に写真が撮れる「ドル撮!!」は、AR画面に現われたアイドルの動画を好きなところで撮影できる内容で、日テレジェニック2011とのコラボも決定している。

 ジャンケントーナメントを勝ち抜いて懸賞賞品を獲得する「JANPON(じゃんぽん)」は、豪華プレゼントの中から自分が欲しいものを選んでジャンケントーナメントを勝ち抜いていくプレゼント争奪ゲームだ。

 「早朝シーソー」は、広告代理店の博報堂と取り組んでいる目覚ましアプリゲーム。同じ時間で起床予定の人同士でチームを組んで、早起きチームバトルをするというもので、目覚ましが鳴ったら起きて、まだ寝ているチームの仲間を起こして勝利に導いていくという内容になっている。

 ARゲーム「乗換戦記バトステZ」では、首都圏のさまざまな駅を出てAR画面を覗いて見える怪獣軍団を、各種の武器で倒していく。こちらは乗換案内のジョルダンやフジテレビのクイズ番組「ヘキサゴン」とコラボしたゲームになっている。

 リアゲープロデューサー金田有浩氏は、「これらのタイトルを5月から順次サービス開始予定。これは『ハンゲーム』の大胆なクリエイティブチャレンジで、ゲームの新たな定義作りへの挑戦。スマートフォンで面白いリアルに変えていく」と意欲を見せていた。


「ウルフボーイ」「音色組曲(おといろくみきょく)」
「ダメどる!!」「もえぱちっ!」「診断ゴルフ」
「倉木麻衣★ムービーパズル」「ドル撮!!」
「JANPON(じゃんぽん)」「早朝シーソー」「乗換戦記バトステZ」



■ グラスホッパーがカエルを捕まえるゲームで人気声優を起用した理由とは?

グラスホッパー・マニファクチュア、プロデューサーの結城昌弘氏(左)とデザイン企画室で本作のディレクター&デザイナーの能丸督之氏(右)

 グラスホッパー・マニファクチュアは、完全オリジナルの新作アプリ「FROG MINUTES」(3月30日より配信中、115円)を紹介した。本作は画面いっぱいに広がる美しい自然の中で生き物たちとふれあいながらカエルを集めていくゲーム。草むらをタップしながらカエルのエサになるバッタやチョウを探して捕まえ、そのエサをカエルに与える。制限時間内にカエルの食べたいエサを与えて満足させるとそのカエルを捕まえることができ、ステージクリアとなる。

 捕まえたカエルや虫は図鑑にコレクションされ、鳴き声なども聞けるようになっている。会場では実際にゲームのデモンストレーションが行なわれ、カエルを捕まえる様子が紹介された。本作のディレクターを務める能丸督之氏は、「誰でも簡単に自然の世界を味わってもらえるような簡単なゲームを目指した」とコンセプトを明かした。またカエルのゲームを作ることになった原点となる、自身が5年前に描いた小さいカエルで大きなカエルを表現したイラストも披露された。

 本作には日本語版と英語版が用意されていて、日本語版のナレーションには透明感のある声で評価の高い声優の坂本真綾さんが起用されている。ゲーム中では、彼女の声でゲーム進行のアドバイスやカエルついての説明をしてくれる。本作にナレーションを入れた理由について能丸氏は、「自然の環境音だけではゲームが寂しいこともあったが、それ以上にパートナーと一緒に楽しく遊んでもらえる感じを出したかった」と明かした。

 さらに坂本真綾さんからのコメントも寄せられた。「収録では、こんなにカエルの名前を連呼するというのもなかなかない経験だな、と楽しみながらやらせていただきました。スタッフさんからゲームの内容を説明していただいた時、細かいこだわりがたくさんあって、本当にカエルへの愛情があふれているんだなと思いました。私の周りでもすでに『FROG MINUTES』をプレイしてくれている人がたくさんいますが、楽しんでいただけているようで嬉しいです」と語った。

 今回、コンシューマーゲーム機で10年以上開発している同社がiPhoneアプリに参入した経緯も説明された。プロデューサーの結城昌弘氏は、「我々はデベロッパーではあるので、積極的に新しいプラットフォームで新しい挑戦をしています。今作はそれの第1弾で、今後もスマートフォンアプリの開発も取り込んでいきます」と語った。また結城氏は、本作の収益の全額を東日本大震災の義援金として日本赤十字社に寄付することも明かした。


「FROG MINUTES」
会場では実演も行なわれた本作のテーマになったカエルのイラストナレーションを務めた坂本真綾さん



 このほかにも、iPhoneマガジン編集部の阿部大亮氏が同誌で特集した防災に役立つiPhoneアプリや、株式会社L is B代表取締役の横井太輔氏によるTwitterのツイートをコミック化するTwitterクライアント「feel on」、株式会社エムワープの性格や趣味を分析・診断してオススメの商品などを案内する診断アプリ「POPCORN」が紹介され、バラエティに富んだ盛りだくさんの内容になっていた。


iPhoneマガジン編集部の阿部大亮氏は、本誌の特集で掲載した万が一に備えておきたい緊急対策アプリを厳選してランキング形式で紹介。テレビ電話の「Tango Video Calls」や「スーパーラジオ-節電版」の役立つ点なども語ったTwitterクライアント「feel on」は、ツイートの感情をコミックで表現できるアプリ。4月から無料配信され、すでに約6万ダウンロード以上を突破。今月末にもアップデートが予定されていて、本アプリのキャラクター「シモンくん」がアップルで有名な人物に変身することも明かされたエムワープの「POPCORN」。質問に答えるだけで、ユーザーの性格や趣味が分析・診断され、その性格や趣味に合わせて、アプリ内のキャラクター「ぴーこん」が成長し、ユーザーにぴったりの商品や人をオススメしてくれる

(2011年 4月 19日)

[Reported by 川村和弘]