ベクター、ブラウザゲーム「三国志牧場」OBT開始

兵隊や武将まで畑で作る異色の育成ゲーム


2月1日 OBT開始



 株式会社ベクターは2月1日、アマツ株式会社が開発したブラウザゲーム「三国志牧場」の日本における独占配信権の契約を締結したと発表し、オープンβテスト(OBT)を2月1日15時より開始した。正式サービスは2月開始予定で、利用料金は基本プレイ無料のアイテム課金制。

 「三国志牧場」は、「三国志」と「牧場系ゲーム」というブラウザゲームで人気の題材を融合させた育成ゲーム。ベクターは本作を通称「さんぼく」と呼んでいる。農場では野菜を育てるだけでなく、兵隊の種を植えると土から兵隊が生えてくるというユニークな設定になっている。兵隊は戦わせるだけでなく、友達の農場に手伝いに行かせたり、援軍に出したりできる。援軍に出した兵隊は、別の強力な兵隊を連れてきたり、兵隊が進化したりすることもある。

 武将は、「武将カード」を手に入れ、「武将の壺」の中に入れて地面に埋めると、しばらくしてから武将が実体化する。武将は戦いに出して負けるとカードに戻ってしまうが、壺に入れれば復活する。また武将カードを合成することで、新たな武将を作り出せる。レアな武将カードとしては、同社が提供しているWindows用オンラインRPG「転生絵巻伝 三国ヒーローズ」から登場する「Ex武将」や、本作オリジナルの「FR(Farm Rare)武将」などがいる。

 ゲームの目的は、「十三州」、「三国」、「天下」と3層17地域で行なわれる「覇者宣言」。名乗りを上げた後、他のプレーヤーからの攻撃を一定時間耐えて防衛に成功すると、その土地の覇者になれる。名乗りを上げたプレーヤーとは戦うだけでなく、支援して名声を高めることも可能。

 友達との協力要素としては、お互いに育てた武将と兵隊で強力な敵に挑む「共同討伐」や、友達の農場に現われる「おじゃまトラ」を退治するといったものがある。

 ゲームをプレイするには、ベクターが運営するゲームポータルサイト「ブラゲタイム」で使用するブラゲタイムIDのほか、Twitter、mixi、FacebookのIDも利用できる。


【スクリーンショット】
農場で食べ物だけでなく兵隊まで作る異色の育成ゲーム。「三国志」の世界を舞台に、「覇者宣言」して天下を狙う

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(2011年 2月 1日)

[Reported by 石田賀津男]