株式会社スクウェア・エニックスは、現在開発中のニンテンドーDS用RPG「ドラゴンクエストVI　幻の大地」（DQVI）の、ストーリーの一端と「仲間会話システム」の情報を公開した。

　本作では、「ムドー」と呼ばれる魔王が世界征服を企んでいるようだ。そして、“眠らぬ王”の異名を持つレイドック王が、ムドーの野望を打ち砕くべく魔王討伐に参加する兵士探しに奔走しているという。だが、魔王ムドーには、恐ろしいヒミツが隠されているらしい。

日増しに力が増大するムドーに対抗するため、レイドック王は魔王討伐に参加する兵士探しに奔走。しかし、ムドーには隠された秘密があるらしく、そう簡単には討伐できないようだ

　プレーヤーは物語の主人公となり、自分の使命の真相を探るために冒険を繰り広げる。賑やかな港町や名水が特産物のとある村など、行く先々で濃密なドラマが展開される。

賑やかな港町だが、その裏では複雑な人間関係が交錯している		名水が自慢のとある村。しかしある日突然、川の水が赤く染まってしまう。一体何が起こったのだろうか……？

とある村には、傷つき倒れながらも英雄と崇められている男がいる。しかしこの村にはあるヒミツが……

そこへたどり着いた者は幸せになれるという「しあわせの国」。誰もが憧れを抱いているが、一方で不穏な噂も流れている

正体不明の謎の人物が、巨大なモンスターと壮絶なバトルを展開している場面に遭遇。主人公もこのバトルに巻き込まれるのだろうか？	泡に包まれた船が海底を潜航。冒険の舞台は果てしなく広がる!?

　プレーヤーが冒険を繰り広げる本作の世界には、さまざまな種類の仕掛けが行く手を阻むダンジョンが存在する。空中に浮かぶ部屋があるダンジョンや断崖絶壁をロープを頼りに登っていくダンジョンなど、一筋縄では攻略できない難関がプレーヤーの挑戦を待ち受ける。

ある塔には、魔力で支えられ空中に浮かぶ部屋が存在する。果たしてこの部屋に侵入する手段はあるのだろうか？	垂直に切り立った崖をひたすら登っていくダンジョンもある。崖を登っている最中でもモンスターは襲いかかってくる

　前回の記事で紹介したように、主人公は冒険中にさまざまなキャラクターと出会い、中には共に冒険することになるキャラクターもいる。本作ではそんな仲間達とのコミュニケーション手段として、DS版「DQIV」、「DQV」と同様に、「仲間会話システム」が搭載されており、いつでも仲間に話しかけることができる。

冒険に行き詰ったときは、仲間に話しかけるのも1つの手。次に進むべき場所を示してくれるかもしれない	周りの景色の印象を語ることもある。冒険している世界をより身近に感じられるワンシーンだ

一緒に冒険する仲間たちとの会話も楽しめる。個性的なメンバーは、町の人から聞きだした情報に対してまったく違う反応を見せる

(C)ARMOR PROJECT/BIRD STUDIO/ARTEPIAZZA/SQUARE ENIX All Rights Reserved.
※画面はすべて開発中のものです。内容は実際の商品とは異なる場合があります。