「ウィザードリィ外伝 五つの試練」Nintendo Switchパッケージ版、来年2月27日へ発売延期

　イードは、同社の運営するゲームメディア「Game*Spark」のゲームパブリッシングブランド「Game*Spark Publishing」において、3DダンジョンRPG「ウィザードリィ外伝 五つの試練」Nintendo Switch パッケージ版の発売日を2025年1月30日から2月27日へ延期する。なお、ダウンロード版は予定通り2025年1月30日発売予定となっている。

　今回の発売延期に関して同社は、想定を大きく上回る予約数となったことが大きな理由とのこと。特にコレクターズエディションについては、当初想定していた製造数を大きく上回る予約が集まり、必要部材の確保が間に合わず製造スケジュールの変更を余儀なくされたという。同社は、「ギリギリまでスケジュールを優先すべく関係各所と慎重に検討を重ねました結果、より多くのお客様に製品をより良い形でお届けできるよう、通常版・コレクターズエディションともにパッケージ版の発売を延期することといたしました。」と述べている。

　また、コレクターズエディションの特典のひとつであるモンスターカードについては、通常版にも初回生産のみの特典としてランダムに2枚が封入。コレクターズエディションには全20種が別途同梱される。

　なお、2025年1月30日に同時発売予定であったSwitchダウンロード版については順調に準備が進んでおり、予定通り発売できる見込みとのこと。ダウンロード版は近日中にストアページの公開と予約受付が開始される予定となっている。

Nintendo Switch版「ウィザードリィ外伝 五つの試練」

【ダウンロード版】
2025年1月30日 発売予定
価格：3,980円

【パッケージ版】
2025年2月27日 発売予定
価格： 通常版 4,980円
コレクターズエディション 9,980円

　本作は、RPG「ウィザードリィ」シリーズの完全に独立した外伝作品のひとつであり、2006年にWindows向けに発売された作品の大幅なバージョンアップ版。「ウィザードリィ外伝 戦闘の監獄」を下敷きとしたベースシステムの基、シンプルかつハードコアな3DダンジョンRPGあるいは「ウィザードリィ」シリーズの魅力を、それぞれに独立したつくりのRPGが「シナリオ」として1本のソフト上で複数本楽しめるのが特徴となっている。

　「五つの試練」Nintendo Switch版では、Steam正式版で実装されたデフォルトシナリオ「偽りの代償」のほか、中級者～上級者向けの「旅人の財産」、「満月王の子供達」、「欠けた大地」、「ガルヴァンの酢漬け男」、「灼熱の車輪」の、いずれも10時間～数10時間プレイ可能なシナリオ計6本を収録。また、Steam版同様にユーザーが各々に制作した「ユーザーシナリオ」もダウンロード・プレイが可能となっている

※ユーザーシナリオのプレイ機能はDay1アップデートにて対応予定。

　また、かつてPS2などで発売されていた作品のリメイク「ウィザードリィ外伝 戦闘の監獄」、家庭用機初登場となる「慈悲の不在」のリメイク版も、同時発売のDLCシナリオとして用意されている。価格は「戦闘の監獄」が2,480円、「慈悲の不在」が1,480円。