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Unity採用で大幅強化! Steam版「ウィザードリィ外伝 五つの試練」6月発売決定

シナリオエディタ同梱、サントラのデジタル再販も決定

6月 発売予定

価格: 未定

 イードは、同社の運営するゲームメディア「Game*Spark」のブランドにて、PC(Steam)用3DダンジョンRPG「ウィザードリィ外伝 五つの試練」を6月に発売する。価格は後日発表予定。また、サウンドトラック「ウィザードリィ外伝 戦闘の監獄 & 五つの試練 Audio Collection」をSteamにて6月にデジタル再販する。こちらの価格は1,500円(税込)。

 本作は、1981年に第1作が海外でリリースされ、当時の多くのゲーマーに広く衝撃を与えた3DダンジョンRPG「ウィザードリィ」シリーズのスピンオフ作品。Steam版では2006年にリリースされた「ウィザードリィ外伝 五つの試練」をベースに、Windows 10対応に伴う「Unity」エンジンへの移行を含め、そのほとんどが大幅刷新。新作RPGとしてのユーザビリティも追加されている。

 ゲーム内容は、最大6名のパーティを結成し迷宮に挑むというもの。「ウィザードリィ」シリーズの制作では定評のあるモバイル&ゲームスタジオ(当時)が一部担当した「旅人の財産“Traveler's property”」など5本のシナリオも収録。主なモンスターデザインとその監修はイラストレーター・末弥純氏が、サウンドとBGMはベイシスケイプが、それぞれ担当している。

 また、Steam版には、シナリオエディタが別アプリケーションとして同梱される。ダンジョンのレイアウトや発生するイベント、登場モンスターにアイテム、種族や職業・魔法の設定など多岐にわたる項目にこだわり、世界にひとつだけの冒険を創り上げ、配布することができる。そのほか、プレーヤーはゲーム発売初日より、2006年のオリジナル版「五つの試練」より15年間コミュニティが育んだ110本近いシナリオがSteam版向けに自動コンバートされたものを楽しむことができる。

 なお、本作の今後の展開や最新情報については、6月5日18時配信予定のインディーゲーム紹介番組「INDIE Live Expo 2021」にて発表予定とのこと。

「ウィザードリィ外伝 五つの試練」Steam版の主要な変更点

・ワイドスクリーン/高解像度対応、3D迷宮と高解像度モンスター
・2種の完全新規を含む、計4種のUIモード
・本体組み込み型の新シナリオセレクタ
・ゲームパッド対応
・Steamクラウド対応
・カスタムポートレート機能
・外部モンスター画像取り込みなど、各種エディタ機能の更新と拡張

【カスタムポートレート機能】

「ウィザードリィ外伝 戦闘の監獄 & 五つの試練 Audio Collection」Steamにて再販決定!

・発売日:6月(本体と同時発売予定)
・価格:1,500円(税込)

 「ウィザードリィ外伝 五つの試練」Steam版の発売を記念して、「ウィザードリィ外伝 五つの試練」とその前身「ウィザードリィ外伝 戦闘の監獄」の楽曲を収録したサウンドトラック「ウィザードリィ外伝 戦闘の監獄 & 五つの試練 Audio Collection」がSteamにてデジタル再販されることが決定。限定販売のCD版はプレミアにもなっている同サントラ。今回の再販にあたってはベイシスケイプの手によりすべての楽曲が再度リマスタリングされ、小谷野謙一氏・金田充弘氏・岩田匡治氏・﨑元仁氏による楽曲群で冒険の興奮が再び味わえる。