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JR秋葉原駅のプロトタイプの構内看板が本日9月30日をもって撤去。最終日の撮り下ろし写真を掲載!

15年の歴史に幕。最後の作品は「終のステラ」Switch版

9月30日 撤去予定

 JR秋葉原駅内に設置されているプロトタイプの構内看板の掲示が本日9月30日をもって終了する。

 プロトタイプはビジュアルノベルを中心に様々なアドベンチャー作品の移植を行なうメーカー。この秋葉原駅構内の看板は2009年10月より掲示が始まったもので、新作タイトルを秋葉原駅の利用者に新作タイトルを宣伝するスポットとなっていた。

 JR秋葉原駅では、エキナカ商業施設「エキュート秋葉原」が2025年春に開業することに合わせて工事が行なわれており、これに伴って駅構内の飲食ゾーン「TOKYO FOOD BAR」が5月に営業を終了するなど様々な変化が見られている。

 撤去に先駆けてプロトタイプの公式Xでは過去のエピソードを紹介されており、バックライトとフィルムによる発色の相性に悩まされたり、掲示が発売ギリギリのタイミングになるなど大変な事が多かったものの「『単なる広告』以上に得るものが沢山あった」と思い出を紹介している。

 なお、最後の掲示作品は12月5日に発売を予定しているNintendo Switch用アドベンチャー「終のステラ」。本日9月30日までの掲載となり、約15年にわたって活躍してきたJR秋葉原駅構内の密かな名スポットが役割を終える形となる。

こちらがプロトタイプの作品たちを紹介してきた構内看板
最終日となる本日9月30日まで「終のステラ」のビジュアルが掲示されている
なお、駅構内の壁など工事が進んでいることが見受けられる