「PasocomMini PC-8801mkII SR」はサウンドボードIIエミュレーター実装！ リッチな音源でゲームミュージックを楽しめる

　マイコンソフトは、2025年春頃発売予定の「PasocomMini PC-8801mkIISR」のエミュレーターについて仕様を公開した。

　「PasocomMini PC-8801mkIISR」は、1985年にNECが発売したホビーパソコンの名機「PC-8801mkIISR」を1/4サイズで再現した手のひらサイズのミニパソコン。エミュレーターの仕様が公開され、音源部分についてはサウンドボードII相当を再現したものとなることが明らかとなった。

　プログラムリストはテキストファイルのインポートに対応するため、当時のプログラムリストを持っている場合はそのまま入力して実行可能。リッチな音源でゲームミュージックを楽しむことができる。

PC-8801mkIISRエミュレータ仕様

【CPU】
・μPD780C-1(約4MHz)

【ROM】
・N88-BASICなど

【RAM】
・メイン：64Kバイト
・グラフィック用VRAM：48Kバイト
・テキスト用VRAM：4Kバイト

【テキスト表示】
・80文字×25行、80文字×20行
・40文字×25行、40文字×20行

【グラフィック表示】
・640×200ドット：カラー 1画面
・640×200ドット：モノクロ 3画面
・640×400ドット：モノクロ 1画面

【漢字ROM】
・JIS第1水準漢字

【サウンド機能(本体OPN)】
・FM音源：3音(モノラル)
・SSG音源：3音(モノラル)

【サウンドボードII(OPNA)】
・FM音源：6音(ステレオ)
・SSG音源：3音(モノラル)
・リズム音源：6音(ステレオ)
・ADPCM音源

※シリアル通信には対応しておりません。