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「EVO 2024」0回戦まとめ。入国審査でトラブル多発【7月19日追記】

【EVO 2024】

7月20日〜22日 開催

※日本時間

 アメリカ・ラスベガスで開催される世界最大規模の格闘ゲーム大会「EVO 2024」。日本時間では7月20日より22日まで開催される。

 格闘ゲームの大会というと、何かと話題になるのが「0回戦」の存在。大会の1回戦に参加するまでの過程を「0回戦」と呼ぶスラングで、無事に参加できれば「0回戦突破」、何らかのトラブルなどで参加が叶わなかった場合は「0回戦敗退」と言われている。

 こと海外大会においては、出国手続きや飛行機のトラブルなどハードルが多く、0回戦の突破が危ぶまれる状況になるのも珍しくない。昨年「EVO 2023」では、とある便の飛行機がエンジントラブルにより欠航となり、多くの格闘ゲーマーが0回戦敗退の危機に陥った。

 では、今年の「EVO 2024」はどうだろうか。トランプ前大統領の暗殺未遂事件を受け、入国審査が厳しくなっているのではという声もあるように、入国審査で引っかかっている選手が多く見られる。以下に記事執筆時点での各選手の「0回戦」をまとめていく。

【7月19日 編集部追記】
 その後、なるお選手、シュート選手、高木選手、Jr.選手は無事に到着した様子。また、ネモ選手、板橋ザンギエフ選手、ときど選手、ガチくん選手、ももち選手&チョコブランカ選手、どぐら選手&カワノ選手、ぷげら選手はXにてラスベガスに到着していることを確認。マゴ選手についてはTwitchにて現地での様子を配信しており、各選手無事に0回戦を突破できたようだ。

ウメハラ選手・アールさんは0回戦突破! 入国審査で引っかかるもラスベガスに到着

 7月15日、どぐら選手がEVO参加者に向けてESTAの申請をするように注意喚起した際、ウメハラ選手は「ちゃんと、今日出発できなかったよ…」と反応し、0回戦敗退かと心配する声もあがったが、ウメハラ選手とアールさんは無事にラスベガスに到着し0回戦を突破したようだ。

 道中では、入国審査に引っかかり別室に連れて行かれたり、出発ゲートの変更で空港内を走るトラブルに見舞われるものの、無事にラスベガスへ到着し荷物も受け取り0回戦を突破した。

DFMなるお選手、CRシュート選手、CAGえいた選手の場合

 DetonatioN FocusMe・ストリーマー部門のなるお選手は、税関(おそらく入国審査のこととを思われる)で指紋を取るから手を出してと言われていたが、さよならの意味だと勘違いして手を振っていたら別室に送られることとなったようだ。その後、理由は不明だが、Crazy Raccoon・シュート選手も別室に送られ、予定していた乗継便に間に合わなかった。

 なお、同行していたCYCLOPS athlete gaming・えいた選手は無事にラスベガスへ到着した。

RIDDLE・高木選手、Jr.選手の場合

 RIDDLE・高木選手とJr.選手もラスベガスに向け日本を出発。高木選手が持ち込んだ3,000円分の駄菓子が保安検査場で引っかかるほか、ロサンゼルスでの入国審査が混んでおりラスベガス行きの乗り換えを逃すといったトラブルに見舞われるも、Jr.選手がラスベガス行きのチケットを無事に確保。0回戦突破が目前だと思われる。

おまけ。フェンリっち選手、「ブランカ」の一言で税関を突破