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まさにごった煮! ロードトリップADV「Dustborn」のデモ版プレイレポート

リズムゲームもバトルも詰め込んだ要素満載な新作アドベンチャー作品

【Dustborn(ダウンロード版)】

8月20日 発売予定

価格:3,400円

【Dustborn(パッケージ版)

8月22日 発売予定

価格:4,378円

 NetEase Gamesは、プレイステーション 5/プレイステーション 4/Xbox Series X|S/Xbox One/PC用アドベンチャー「Dustborn(ダストボーン)」を8月20日に発売する。価格は3,400円より。なお、パッケージ版は8月22日に発売を予定。

 「Dustborn」は、選択によって物語が分岐するアドベンチャー「Detroit Become Human」を手掛けたQuantic Dreamの新パブリッシングレーベルSpotlight by Quantic Dreamが手掛ける新作タイトル。2030年のアメリカを舞台に、主人公のパックスと3人の仲間がアメリカを横断しながら旅をするロードトリップアドベンチャーとなっている。

 実はこの旅には「重要な荷物を運ぶ」という目的があり、身分を隠しつつ事なきを得るためパンクバンドになりきりすまして楽器を演奏することになる。さらに、国を支配するジャスティスというロボット集団に目をつけられた際には武器を振るって戦うこともあるなど、かなり破天荒なメンバーたちのドラマが描かれていく。

【DUSTBORN/ダストボーン | ゲーム概要】
ゲーム中のボイスは英語だが日本語字幕に対応している

 今回の試遊できたものはPAX East 2024にて出展されたデモ版となっており、ゲームの要所要所をプレイできる形になっていた。基本的には人や物にインタラクトしつつ展開されるストーリーを楽しむアドベンチャーゲームとなっているが、ゲーム中には様々な要素が存在する。4人の仲間と楽器を演奏するパートは、画面の四方からノーツが飛んでくるため、それに合わせてタイミング良くボタンを押すリズムゲーム。さらには、強靭な力が使えるグローブをつけ、バットを手に敵と戦うバトルパートなどもある。本作については事前に“ごった煮のようなゲーム”という説明を受けたが、実際に触ってみるとまさしく説明の通りであり、様々なゲームプレイが盛り込まれた作品になっていると感じた。

主人公を含めた4人がアメリカ横断の旅をする
今回のデモ版に登場するリズムゲームパート。バスでの移動中に検問されバンドであることを示すことになる
ちなみにここはリズムよく演奏できたかによってその後の反応が変わる。筆者はそこそこミスがあり「まぁまぁだね」というなんとも言えない反応になってしまった
バンドの名前はゲームのタイトルにもなっているThe Dustborn!

 バトルパートも本格的で、主人公たちの行く手を阻むロボットたちとリアルタイムで戦う場面をプレイ。バトルはリアルタイムに進み、敵の攻撃を避けつつバットで直接殴ったり、投げつけて攻撃するだけでなく、主人公のパックスは「Vox」と呼ばれる能力を持つ。これは発した言葉によって様々な影響を与える能力となっており、相手の動きを一時的に止めたり、電撃を落としたりと、バットでの通常攻撃に加えてこの能力を駆使して戦闘をこなしていく。

バトル中にはQTEのような要素もあり、表示に合わせてボタンを押す必要がある
主人公のパックスはボーカルであるということを活かして言葉を武器にする能力をもっている

 今回の体験版はゲームプレイを中心としたものになっていたが、途中に挟まるストーリーからはバンドメンバーとなるクルーの個性豊かな性格が垣間見え、それぞれかなりのバックボーンがありそうな印象だ。クルーたちの性格を深く知ることでロードトリップをより楽しむことができるかもしれない。

 また、マルチエンディングになっており、旅の合間には仲間との関係性を描く場面もある。各々にフォーカスが当たりそれぞれの関係性も描かれるようなので、実際に触って遊べる海外ドラマのような楽しみ方もできそうだ。

今回はゲームの一部を体験したがどのような結末が待っているのだろうか