【特別企画】

スーパーカーに囲まれながらレースゲームをプレイ! 「レーシングマスター」イベントレポート

「F1」や「DiRT」のCodemasters共同開発のスマホゲーがいよいよ日本上陸

【レーシングマスター】

配信時期:未定

料金:基本プレイ無料(一部アイテム課金制)

 NetEase Gamesは、Android/iOS用レースゲーム「レーシングマスター」のデモプレイイベントを愛知県瀬戸市にあるカスタムカーショップ・LIBERTY WALKにて開催した。本作は「F1」や「DiRT」シリーズを手掛けてきたCodemasters社と共同開発し、公認ライセンス取得済みの100車種以上でリアルなレース体験を楽しめるスマートフォン用レースゲームだ。

 また、今回の会場となったLIBERTY WALK社は世界的に活躍するカスタムボディーキットメーカーで、本作とのコラボも実施している。イベントの会場となったガレージでは、カスタマイズが施されたスーパーカーやスポーツカーが展示されており、多くの参加者が中々お目にかかれない車両を前に記念撮影を楽しんでいた。

愛知県瀬戸市のLIBERTY WALK・Miami Garageにて行なわれたイベント
カスタムされたスポーツカーが多数展示
イベントは生憎の雨天となったが、雨に濡れながらも撮影する参加者が多かった
展示されたカスタムカーの中には、2億円を超えるという車両も
ガレージ内のお手洗いにはカスタムバイクが展示されるなど、個性豊かな空間となっていた

 LIBERTY WALKの代表・加藤渉氏も登壇し「レーシングマスターを通じて、車のカルチャーが広がっていったらなと思います」とコメントした。イベントではゲームの紹介やデモ版の体験プレイに加え、招待された一般参加者を交えたチーム戦形式のレース大会も実施。本稿では「レーシングマスター」デモプレイイベントのレポートをお届けしていく。

LIBERTY WALK代表の加藤氏も登壇した
【『レーシングマスター』公式トレーラー】

カスタムパーツが豊富! 唯一無二の愛車でレースできる「レーシングマスター」

 まずは「レーシングマスター」について紹介をしていこう。「レーシングマスター」は、NetEase GamesとCodemastersが共同開発したレースゲームで、中国や台湾では2023年よりサービスを開始しており、既に多くのユーザーがプレイしている。

 ゲーム内では32社に及ぶパートナー企業から正式ライセンスを受けた100車種が登場し、世界各国のサーキットを走り回ることができる。日本への上陸も決定しており、今年3月にはベータテストが開催されるなどリリースに向けて動きが加速している。本稿執筆時点でリリース時期は未定だが、イベント内で「近日中に発表予定」であることが明かされ、いよいよ正式リリースが近づいているようだ。

世界各国のメーカーから正式ライセンスを受けた100車種以上を収録
日本の旧車も数多く収録していた
PvPやストーリーモードなども実装されるとのことだ

 本作の魅力はなんといっても“車のカスタム”だ。カスタムパーツのバリエーションが豊富で、エアロやカラー、ステッカーなど細部まで拘った唯一無二の愛車を組み上げ、オンライン対戦などのレースに挑むことができる。LIBERTY WALKとのコラボステッカーも実装されており、リリース後はより多くの企業とのコラボパーツが登場する予定だ。

デフォルトの「シボレー コルベット(C7)」も……
エアロやカラー、ステッカーで唯一無二の愛車にカスタム可能
ゲーム内通貨を使用してフルカスタムされたボディキットも購入できる
リバティーウォークとのコラボステッカーも登場していた

 また、本作はリアルなレース体験も特徴の1つ。エンジン音やシフトチェンジ音といったサウンドは実車から録音したものを使用し、アクセルを踏んだり、カーブでドリフトしたりといった操作を行なう度に迫力満点のサウンドを楽しめるほか、車両やコースもハイクオリティなグラフィックで再現されているため臨場感のあるレースが楽しめる。

車両から発せられるサウンドは実車から録音したデータを使用
ハイクオリティなグラフィックとサウンドで臨場感溢れるレースを楽しめる(画像はキービジュアルより)

 実際に本作を体験してみたが、ワンボタンでドリフトができたり、アクセルをオートにできるなどのアシスト機能が充実しており、シンプルな操作によってレースゲームに不慣れな筆者でも楽しんでプレイすることができた。また、他車と近付いても衝突せずに透明化するなど、タイムアタック感覚でレースに挑むことができる。

豊富な車両の中から選んでレースに参加
実際にプレイしてみるとサウンドの臨場感は素晴らしく、スピード感を味わうことができた
簡単操作でレースを楽しめる。特にワンボタンでドリフトができる設定は手軽に派手なコーナリングができ爽快だ。
アシスト機能も充実しており、レースゲームに慣れていないユーザーでも楽しめる

 デモプレイ後にはレース大会が開催。筆者の場合、アクセルやブレーキなどのアシストなしの操作方法ではレースゲーム経験者に勝負をしかけるどころか、制限時間内のゴールも厳しかったが、オートアクセル機能や、コースアウトをしないようサポートしてくれる機能を使うことでなんとかゴールすることができた。

 また、筆者に同行したレースゲーム好きの編集者は、アシストなしでアクセルとブレーキ、左右移動の操作を行ない、アシスト操作付きの筆者を置いてけぼりにして常に上位に入っていたので、レースゲーム好きでもしっかり楽しめると語っていた。

イベントではチーム戦でのレース大会が実施。スクリーンでその模様が映し出されていた。決勝のコースは日本の首都高で、比較的狭いコースをどう攻略するかが鍵となる

 「レーシングマスター」の正式リリース日は公式Xにて近日中に発表予定。SNSでは今後のコラボの情報等も発信するとのことなので、気になる方は要チェックだ。レースゲーム初心者から経験者まで本格的なレース体験が楽しめる本作。クルマやカーレース好きな読者の方は是非プレイしてみてほしい。

日本車や日本のコース、現地声優の起用など、日本向けに豊富なコンテンツが用意されるとのこと。また、開発中の新要素や、各種コラボも続々登場予定とのことだ(画像はキービジュアルより)