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ソニーグループの2023年度決算発表。ゲーム分野は昨対17%の大幅増収

【ソニーグループ:2023年度決算】

5月14日 発表

 ソニーグループは5月14日、2023年度の決算を発表した。

 決算説明資料によると、2023年度の売上高は前年度比+19%の13兆208億円で、金融分野やゲーム分野、音楽分野などで大幅増収。営業利益は前年度比-7%の1兆2,088億円となり、全体的に見ると増収減益となった。

 プレイステーションなどのゲーム&ネットワークサービス分野では、売上高が前年度比+17%の4兆2,677億円と大幅増収。営業利益も前年度比+16%の2,902億円となった。主な増収増益の要因は為替の影響だが、自社制作以外のゲームソフトウェアの販売増加も関与している。

 ゲーム&ネットワークサービス分野の2024年度の見通しでは、売上高は-2%の4兆2,000億円となる一方、営業利益は+7%の3,100億円。ハードウェアの販売台数減少を見込むが、販売台数減少によるハードウェアの損失縮小、PlayStation Plusを中心としたネットワークサービスによって減収増益を見込んでいる。

ゲーム&ネットワークサービス分野
ソニーグループの2023年度連結業績