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マンガ「ブラック・ジャック」50周年作品集「ブラック・ジャック ミッシング・ピーシズ」が発売たちまち重版

B・J最後のお蔵出し! 生原稿や未使用原稿など、超貴重資料を収録

【ブラック・ジャック ミッシング・ピーシズ】

11月20日 発売

価格:4,950円

 立東舎は、マンガ「ブラック・ジャック」の連載開始50周年記念作品集「ブラック・ジャック ミッシング・ピーシズ」を11月20日に発売した。価格は4,950円。

 マンガ「ブラック・ジャック」は、「週刊少年チャンピオン」に1973年から1983年にかけて連載された手塚治虫氏による医療マンガ。本作「ブラック・ジャック ミッシング・ピーシズ」は、マンガ「ブラック・ジャック」の連載開始50周年を記念して発売された作品集。

 本作では、単行本化の際に手塚治虫氏自身の手によって再構成や加筆が施された、特に大きな改変が見られるエピソードを中心に、オリジナル版と単行本版を比較して読める形で掲載する。なかでも「ストラディバリウス」と「緑柱石」はそれぞれの全ページを収録するほか、オープニングやエンディングの違いや、ネームとの比較を堪能できる作品を併録。手塚治虫氏の編集術を詳らかにするとともに、クリエイティビティの一端に触れることができる一冊となっている。

 また本作は、発売前から新聞各紙で「『ブラック・ジャック』“最後のお蔵出し”11月公開へ」などと報じられ注目が集まっており、書店での予約が殺到したという。これを受け、発売前に重版2刷が決定し、11月20日の発売日には3刷が決定した。

 今後も新聞の書評などで取り上げられる予定となっており、さらなる話題の広がりが期待される。

「ブラック・ジャック ミッシング・ピーシズ」一部内容

「ブラック・ジャック ミッシング・ピーシズ」目次

・第1話「医者はどこだ!」原画
・第55話「ストラディバリウス」雑誌版+単行本版
・第67話「緑柱石(その1)」/第67話「緑柱石(その2)」(雑誌版)+「ふたりのピノコ」(本作は「緑柱石」を大幅に再編集したエピソード)
・第101話「侵略者」雑誌版+未使用原稿
・第104話「ピノコ西へいく」雑誌版+単行本版(差分)
・第143話「空からきた子ども」雑誌版+単行本版(差分)
・第145話「霊のいる風景」雑誌版+単行本版(差分)
・第227話「刻印」雑誌版+単行本版(差分)
・第232話「虚像」雑誌版+制作途中原稿(コピー)
・最終話「人生という名のSL」単行本版+雑誌版(差分)+下描き原稿
・雑誌版と単行本版の比較(「灰とダイヤモンド」「悲鳴」「ふたりの修二」「キモダメシ」)
・「ブラック・ジャック アーカイブス」予告、週刊チャンピオン表紙原画、未使用原稿、アニメ『100万年地球の旅 バンダーブック』設定資料など
・解題(濱田髙志)

【「ブラック・ジャック ミッシング・ピーシズ」作品紹介】

 幻の雑誌掲載オリジナル版を中心に単行本初収録の素材を多数掲載。知られざるブラック・ジャックの姿を堪能できる1冊!

 1973年から1983年にかけて「週刊少年チャンピオン」に連載された『ブラック・ジャック』の中には、単行本化の際に手塚治虫自身の手によって再構成や加筆が施された作品が存在します。本書では、特に大きな改変が見られるエピソードを中心に、オリジナル版と単行本版を比較して読めるような形で掲載。中でも「ストラディバリウス」と「緑柱石」はそれぞれの全ページを収録するほか、オープニングやエンディングの違いや、ネームとの比較を堪能できる作品を併録することで、手塚治虫の編集術を詳らかにします。見慣れた作品のオリジナル版を読めるだけでなく、これであまり見られなかった貴重なピースを目の当たりにすることで、手塚治虫のクリエイティビティの一端に触れることができる作品集です。『ブラック・ジャック』50周年だからこそ実現した贅沢な1冊を、ぜひ手にとってみてください。