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スタジオジブリ子会社化、最大の要因は「後継者問題」

株式取得を鈴木プロデューサーから申し入れる

9月21日 発表

 スタジオジブリは9月21日、日本テレビによるスタジオジブリの株式取得について、公式サイトにお知らせを掲載した。

 お知らせには、株式取得に至るまでの経緯が書かれており、最大の要因は「後継者問題」と綴られている。日本テレビとスタジオジブリは1985年に「風の谷のナウシカ」をテレビ初放映して以来の付き合いであり、スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーから申し入れる形で株式取得の検討が前向きに進められたという。

 また日本テレビは「スタジオジブリの自主性を尊重」し、スタジオジブリは「今後ともアニメーション映画の制作、ならびにジブリ美術館、ジブリパークの運営に専念していく」としている。そして「新生スタジオジブリの活動をこれまで以上にご支援いただきますよう、よろしくお願いいたします」と結んでいる。

□日本テレビによるスタジオジブリの株式取得に関するお知らせ