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映画「グランツーリスモ」日本語吹き替え版の声優陣が公開
主人公のヤン・マーデンボロー役は松岡禎丞さんに決定
2023年8月24日 12:00
- 【映画「グランツーリスモ」】
- 9月15日 日本公開予定
映画「グランツーリスモ」日本語吹き替え版の声優陣が公開された。公開日は9月15日。
本映画は、レースゲーム「グランツーリスモ」シリーズを題材にした作品。ゲーマーからレーサーへという、無謀だと思われる夢に向かって突き進んでいった者たちの実話を描いている。
この物語の主人公にして、幼いころからの夢であるレーサーを目指す、ゲームのトッププレーヤーのヤン・マーデンボロー(アーチー・マデクウィさん)役は「鬼滅の刃」の嘴平伊之助や「食戟のソーマ」シリーズの幸平創真などを演じる松岡禎丞さんに決定した。
また、“ゲーマーなんかが通用するはずがない”と半信半疑ながらもヤンたちの指導役を引き受ける、元レーサーのジャック(デヴィッド・ハーバーさん)役を「アベンジャーズ」シリーズのソー、「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」のベクター・ザ・クロコダイルなどの三宅健太さんが演じる。
そして今回、本作がゲーム覇者からプロレーサーを目指すストーリーであることから、本作の音響監督にして車好きで知られる三間雅文氏の下、声優界の車好き集団「teamOver」に所属する声優陣の参加が明らかになった。
●ダニー(オーランド・ブルームさん)役:三木眞一郎さん
ダニーは、ドライビングシュミレーションゲーム「グランツーリスモ」のトッププレーヤーから本物のレーサーを育成するという「GTアカデミー」を発足させる人物。
●ヤンのライバル・ニコラス役:石川界人さん
●ヤンの友人役:畠中祐さん
●ヤンの「GTアカデミー」の同期・マティ役:浪川大輔さん
ほかにも、ヤンの恋人オードリー役には、「鬼滅の刃」で竈門禰豆子を演じる鬼頭明里さん、ヤンの父役には大塚明夫さん、ヤンの母役には園崎未恵さん、ヤンの弟役には鈴木達央さん、さらにヤンの「GTアカデミー」同期には浪川さんのほかにも逢坂良太さん、佐倉綾音さんと、アニメなどで活躍をみせる声優陣が吹き替えを担当する。
日本語吹き替え版声優陣と三間雅文氏のコメントを紹介
「僕が主役!?嘘だろ!?」って。しかも僕、運転免許持っていないのに……。でも実は主役が決まるちょっと前に、サーキットでプロドライバーが運転するクルマの隣に乗せていただける機会がありまして、内臓がかき回されるように動く感覚の横Gや、ヘッドレストに頭が張り付くような信じられない加速体験をさせていただいたんです。
僕もゲームの「グランツーリスモ」をかれこれ25年ぐらいやってるのですが、ヤンさんとちょっと環境が似てるなって思って。その、ヤンさんの実体験と自分のゲーム歴やサーキットでの経験を重ね合わせて、精一杯演じさせていただきました!
疾走感、人間臭さ、お互い本気ゆえの対立、泣けて、感銘を受ける作品なので、本当にいろんな方々に観ていただきたいです!
私自身、「GT」に対する造詣が全くといっていいほど深くなく、今回ジャックの吹き替えを担当することは、まさにゼロからのスタート、未知への挑戦といった感じで、正直本当に肝を冷やしました。ヤンとともにレースに挑むジャックの情熱が少しでも再現できれば幸いです。
(映画を観た感想)
ゲームのプレーヤーを現実のレーサーに育て上げるということ自体が、門外漢の私にとっては奇跡中の奇跡であると感じてしまいます。しかし同時にヤンをはじめとするチーム全員が、独自のラインを見いだして最高時速320kmの世界に挑む姿が、夢をもった多くの人たちに勇気と情熱を深く刻んでくれるとも感じています。是非この無謀とも言える熱い挑戦を体感してみて下さい。
私が車やモータースポーツが好きなこともあり、このニュースは知っておりましたので、参加させていただけて、とても嬉しかったです! 今ではシミュレータが実際のレースでも力を発揮しておりますが、当時は本当に驚かされました。運転席での300kmは未経験ですが、リアルな映像や音もあり、車内のみならず、さまざまな場面で手に汗握る臨場感を感じることが出来ました。フィクションではなく実話なのです! このドラマを、登場人物たちの胸に秘めた熱い想いも含めて、皆さまに楽しんでいただければ嬉しいです。
はじめにこのお話が実話と聞いた時は「まさか!」と思い驚きました。こんな奇跡のようなアツい実話がもとになった作品に関わることができて光栄でした!
レースにもいろいろあって、過酷な挑戦が日々行なわれているということをこの作品で体感し、私も興味が湧いてきましたし、ゲームでのシミュレーションも現実世界に十分に活かせるということが証明されていく爽快感なども感じられます!
また、レースだけではなく、主人公のプライベートを彩る彼女の魅力に私も魅了されました。
誰もが一度は聞いたことがあり、そしてプレイしたことがあるであろう「グランツーリスモ」。歴史ある作品に関わらせていただけると聞いたときは心が躍りました。元々車が好きで、仲間とともにサーキットで走行練習やレースに出るなど、車に触れる機会が多かったので、その経験を収録に活かせるように全力で走りきりたいと思います。
(映画を観た感想)
人間ドラマはもちろん、レースシーンでの臨場感にも感動しました。それぞれのレースにかける思いや、車に対する情熱、何よりもみんなが諦めない気持ちを持っていることに感動しました。
これがフィクションではなく実話であるということにさらに涙がこみあげてきて、演者として内容を確認していたはずが、映像に見入りいつの間にかこぶしを握りながらレースを観戦していました。レースの臨場感もさらに没入感を高めていて、本当に自分が運転席にいるような感覚で、あまりにもリアルなエンジン音に大興奮でした。早く俺も運転したいと、逸る気持ちを抑えられなくなりました。
まずそもそも、ヤン、彼の人生が本当にあったというのが凄まじいです。これは実話。それだけでものすごく背中を押してくれます。カーレースシーンの迫力も凄まじく、画面も音もとにかく鳥肌ものです。でも何より、ヤンの生き様。これを是非劇場に、観にきてもらえたらと思います。よろしくお願いします!!!
車好き、ゲーム好きの自分にとって今作に参加できるというのはとても嬉しいことでした。緊迫感と挑戦と勝負と様々な要素が盛り込まれたストーリーが、まさか実話を元に構成されていたとはビックリでした。夢のようなお話、是非楽しんでください。
この作品のディレクションのご依頼があった時は、衝撃的だった。当時、実際に日産のプロジェクトに興味を持ち情報を追っかけていたし、またヤンさんのアクシデントもショックを受けたし、、、。しかしながら復帰後のル・マンという舞台での大躍進など、まるで映画だと思っていたからだ笑。だが、作品と向き合いデビューから、ル・マンまでに私の知る由もないドラマがあったのだ。
グランツーリスモファンはもちろん、車好き、レース好き、アクション映画好きの方々も楽しんで貰える作品だ。是非大きなスクリーンでご覧になって頂きたい!
映画「グランツーリスモ」(原題:「GRAN TURISMO」)
9月15日、全国の映画館で公開
US公開日:8月25日予定
世界的大ヒットのドライビングゲーム「グランツーリスモ」のプレイに夢中なヤン。ゲームに明け暮れる姿に「レーサーにでもなるつもりか、現実を見ろ」と父親にはあきれられる。
そんな時、ヤンにとって一生に一度のチャンスが訪れる。世界中から集められた「グランツーリスモ」のトッププレーヤーたちを、本物の国際カーレースに出場するプロレーサーとして育成するため、競い合わせて選抜するプログラムだ。その名も「GTアカデミー」。
プレーヤーの並外れた才能と可能性を信じて「GTアカデミー」を立ち上げたひとりの男と、ゲーマーなんかが通用する甘い世界ではないと思いながらも指導を引き受ける元レーサー、そしてバーチャルなゲームの世界では百戦錬磨のトッププレーヤーたちがそこに集結。
彼らが直面する、想像を絶するトレーニングやアクシデントの数々。不可能な夢へ向かって、それぞれの希望や友情、そして葛藤と挫折が交錯する中で、いよいよ運命のデビュー戦の日を迎える――。
・監督:ニール・ブロムカンプ(「第9地区」・「チャッピー」)
・脚本:ジェイソン・ホール(「アメリカン・スナイパー」)、ザック・ベイリン(「クリード 過去の逆襲」)
・出演:デヴィッド・ハーバー(「ブラック・ウィドウ」・「ストレンジャー・シングス」シリーズ)、オーランド・ブルーム、アーチー・マデクウィ(「ミッドサマー」)、ジャイモン・フンスー(「キャプテン・マーベル」)
・日本語吹替版テーマ曲:T-SQUARE「CLIMAX」
・字幕版/日本語吹替版上映