「Fate/Samurai Remnant」の新サーヴァントはタマモアリアとクー・フーリン

　幕張メッセにて開催されたスマートフォン向けRPG「Fate/Grand Order」(以下、「FGO」)の8周年を祝うイベント「Fate/Grand Order Fes. 2023 夏祭り ～8th Anniversary～（以下、FGOフェス2023）」にて、「Fate/Samurai Remnant（フェイト/サムライレムナント）」の最新情報が公開された。

　「Fate/Samurai Remnant」は江戸時代の日本を舞台に、願いをかなえる願望機“盈月（えいげつ）の器”を巡る戦い、“盈月の儀”を主人公の剣士「宮本伊織」が、サーヴァント「セイバー」と共に戦い抜くアクションRPGゲーム。PS5、PS4、Nintendo Switch、Windows PC向けに開発されており、「無双」シリーズで知られるコーエーテクモゲームスの、ω-Forceと「Fate」シリーズを展開するノーツによる共同開発となる。

　6月に1st トレーラーの公開とパッケージ版の予約が開始して以来、大きな新情報がなかった本作が、本日FGOフェス2023の「FGO Fes. 2023 「Fate/Samurai Remnant」スペシャルステージ」にて実際のゲームプレイと共に最新情報が公開されたのでお届けする。

敵にも味方にもなる「逸れのサーヴァント」

　逸れ（はぐれ）のサーヴァントは7組のマスターとサーヴァントとは別に存在している、どの陣営にも属さないサーヴァントたちのこと。ときに敵、ときに味方として登場し、主人公のサーヴァント「セイバー」の代わりに戦いに協力してくれる存在として登場する。今回のステージでは、本作で登場する逸れのサーヴァント2騎が公開された。

【逸れのサーヴァント】

タマモナインの一尾「タマモアリア」（CV：斎藤千和）

　「タマモアリア」は本作で初登場するタマモナインの一尾だ。タマモナインとは、『Fateシリーズ』に登場するサーヴァント、「玉藻の前」が切り離した彼女の八本の尻尾が英霊化したもの。タマモナインは他にFGOで「タマモキャット」が登場しているが、Fate/Samurai Remnantの公式Twitterの投稿によりクラスがライダーであることが判明したものの、未だに大半は謎に包まれている。

【タマモアリア】

「Fate/Samurai Remnant（コーエーテクモゲームス）」のブースでは宮本伊織、セイバー、宮本武蔵など、登場キャラクターたちと一緒に「タマモアリア」が展示されている

実機プレイも披露されたランサー「クー・フーリン」（CV：神奈延年）

　今回紹介されたもう１騎の逸れのサーヴァントがランサー「クー・フーリン」だ。最近ではFGOでも幼き頃の「クー・フーリン」、「セタンタ」が実装されるなど、「Fate」シリーズで人気のキャラクターだ。今回のステージでは実際に「クー・フーリン」を使用したゲームプレイが紹介された。

【クー・フーリン】

セイバーと交代させることができる

「クー・フーリン」の宝具「ゲイ・ボルク」も紹介したかったそうなのだが、「クー・フーリン」が強すぎて残念ながら見せる前に戦闘が終わってしまった

　今回のステージでは逸れのサーヴァントの情報が公開されたことで、バーサーカー陣営のマスター「高尾太夫」が2騎のサーヴァントを従えているのは、1騎が逸れのサーヴァントだからではないのかなど、今後の物語の展開にどう影響するのが、楽しみになるトークも行われた。

【バーサーカー陣営】

豪華メンバーからのメッセージを公開

　ステージの最後には総監修の奈須きのこ氏、デザイン監修の武内崇氏、キャラクターデザインの渡れい氏のメッセージが公開された。

　Fate/Samurai Remnant公式SNSでは現在「タマモアリア」役の斎藤千和 さんのサイン色紙が当たるキャンペーンを公式SNSで行っている。『Fate/Samurai Remnant』スペシャルステージに興味が沸いた方は是非参加してみてはどうだろうか。

※画面は配信をキャプチャーしたもの。