ソニーのゲーミングギア「INZONE」とプロeスポーツチーム「Fnatic」が協業

　ソニーは、英国・ロンドンに本社を置き、プロeスポーツチームを運営する「Fnatic Ltd」（フナティック）（以下、Fnatic）と、同社が提供するゲーミングギア「INZONE」（インゾーン）に関して、複数年にわたる商品共創を含む協業契約を締結したことを発表した。

　ソニーの商品開発チームは、Fnatic所属のプロ選手と商品コンセプトおよび性能、技術に関する意見交換を行なう予定だという。

　最初の試みとして、開発中のINZONE製品について、Fnatic所属のプロ選手が一連の製品テストなどを実施。結果を反映させた商品づくりを行ない、ソニーが長年培ってきた高画質・高音質を追求した独自のノウハウと、Fnaticのプロ選手の卓越したパフォーマンスや経験を組み合わせることで、競技性の高いゲームにおいてプレーヤーを勝利に導く革新的なゲーミングギアを開発していくとしている。

　また、ゲームコミュニティ向けのオンラインコンテンツをFnaticと共同制作し、Fnaticファンや多くのプレーヤーにユニークな体験を提供する。

　Fnaticは、2004年の設立以来、ロンドン、ベルリン、東京で複数のプロeスポーツチームを運営しており、多くの国際大会で優勝を収めている。FPS「VALORANT」やMOBA「リーグ・オブ・レジェンド」などの部門を擁する。直近では、2023年2月開催の「VALORANT」国際大会「VCT 2023 LOCK//IN」で優勝した。