ニュース

ソニー、プラスチック97%削減を実現した環境配慮型の音楽・映像パッケージ用ディスクトレイを開発

5月30日 発表

 ソニー・ミュージックソリューションズは5月30日、環境に対する負荷が少ない素材を使用したディスクトレイを開発したことを発表した。

 新たに開発されたディスクトレイには、ソニーが開発した環境に配慮した紙素材「オリジナルブレンドマテリアル」が採用されており、ディスクを固定するディスククランプにはプラスチック削減率51%の素材を使用することにより、既存のプラスチック製のトレイに対し約97%の石油系プラスチック削減を実現しているという。

 また、製造、流通工程での検証を行ない、現行の品質保証レベルをクリアすることで、CD、DVD、Blu-ray、Ultra HD Blu-rayの光ディスク全種に対応することが可能とのこと。今後はエンタテインメント業界への販売が予定されている。

 今回の開発についてソニー・ミュージックソリューションズは、「エンタテインメントを届ける企業として、環境に配慮することは必要不可欠であると強く認識し、この環境配慮型ディスクトレイを開発しました。このパッケージを通じて、環境に対する思いが消費者に届くことを願っています」とコメントしている。

□「オリジナルブレンドマテリアル」オフィシャルサイト