ニュース

「胸が詰まって、声が出ませんでした」。声優の松本梨香さん、「アニポケ」サトシ最後の収録エピソードを明かす

【アニメ「ポケットモンスター」最後の収録エピソード】

3月26日 公開

 1997年から放送が開始したアニメ「ポケットモンスター」から、25年間主人公のサトシ役を担当した声優・松本梨香さんが、最後の収録エピソードを公開した。

 本内容は、松本梨香さんが自身のTwitterアカウントに投稿したもの。松本さんは3月24日に放送されたアニメ「ポケットモンスター めざせポケモンマスター」最終話について触れ、1月27日が最後の収録だったことを記載。その際、最後のセリフを収録する直前に胸が詰まってしまったことなどを明かした。

 またサトシの最後のセリフは「ピカチュウ。いつか俺がポケモンマスターになった時、そこにいてくれよな。よし! 行こう!」だったが、これは視聴者やファンに向けるとともに、自身の胸にも刻んだという。加えて「みんなにもらった愛を、お返しできる自分でいられるよう、表現者として全身全霊がんばって精進していく」とし、今後も声優活動を続けていく旨を綴っている。

声優・松本梨香さん コメント・最後の収録エピソード
人生は、嬉しい方の涙探し。

みんなからの暖かいメッセージにずっと泣かされっぱなしです。
本当に心からありがとう♪♪♪
まるごと、ぜーんぶ全てに感謝の気持ちで胸がいっぱい。
同時に、まだまだ心の整理がついてないとこも正直いっぱい。。

急がず、徐々に雪がとけるように自然の流れに任せようと思っています。

最終回の収録は、忘れもしません、1月27日でした。
最後のセリフを言わなくてはいけない時、これを口にしたらサトシを表現する事が終わってしまう。
そう思うと胸が詰まって、声が出ませんでした。
「すみません、五分下さい」

スタッフさんたちに無理をきいてもらいました。
そうして迎えたサトシに命を吹き込む最後のコトダマ。
「ピカチュウ。いつか俺がポケモンマスターになった時、そこにいてくれよな。。よし! 行こう!」
このメッセージを今まで応援してくれた皆さんに贈ると共に、自分の胸にもしっかりと刻みました。

サトシがみんなの心の中でずっといきづいてくれたなら嬉しいです。
これからも松本梨香は、みんなにもらった愛を、お返しできる自分でいられるよう、表現者として全身全霊がんばって精進していくので、どうかみんなにも「そこ」にいて欲しい。

そして、どんなに苦しいことがあっても悲しいことがあっても、すべてを糧にして前を向き、サトシの言葉を胸に「よし! 行こう!」です!!

今までもこれからもささえてくれている、すべての方へ……

心からありがとうございます。

サトシと梨香の
沢山の愛で包まれた旅は
終わらない
つづくったらつづく……です。

「みんなの愛ゲットだぜ!!」

サトシこと松本梨香より
愛を込めて
【【公式】アニメ「ポケットモンスター めざせポケモンマスター」第147話「虹とポケモンマスター!」(見逃し配信)】
Amazon Primeで視聴