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広井王子氏参加パーティーで「東京大戦」が突如発表!
桜吹雪に「花と桜」
2022年12月12日 22:04
- 【東京大戦(東亰大戦)】
- 12月12日発表
CRETAは12月12日、都内で関係者向けの進捗披露パーティーを開催し、新作タイトル「東京大戦(東亰大戦、TOKYO WARS)」を正式発表した。発売時期、価格、プラットフォームなどは一切未定。発表会には「サクラ大戦」シリーズを手がけたゲームクリエイター広井王子氏が参加していた。
CRETAは、2021年に設立されたばかりの新しいゲームメーカー。韓国のゲームメーカーCCRらと提携し、Web3の発想をベースに、ブロックチェーン技術を駆使したNFTコンテンツを全面採用したゲームを開発している。同社を率いるのは、日本のPCゲーム普及に大きな功績を残したカプコン第六開発部の部長を務めた中里英一郎氏。
「CRETA SUMMIT 2022」と名付けられた晩餐会スタイルの進捗パーティーでは、同社のこれまでの取り組みや今後の構想、現在開発中のNFTタイトル「Kingdom Under Fire: The Rise」のデモンストレーションなどが行なわれた。
サプライズは中里氏の締めの挨拶の後に発生した。プロジェクターに突如「東京大戦(TOKYO WARS)」のロゴが公開。CRETA独占タイトルとして現在開発中であることが明らかにされた。副題には「花と桜」、ロゴには桜吹雪が舞っており、いやが上にも「サクラ大戦」を想起させる。
会終了後、さっそく中里氏に「東京大戦」について尋ねたところ、「まだ何も答えられない。続報にご期待ください」との回答。そこでなぜかパーティーに参加していた広井王子氏と関連づけて良いのか質問を重ねてきたところ、中里氏は苦笑しながら「まだ何も言えないんですが、あの円卓の参加者がヒントになるかもしれません」との回答が得られた。
ちなみにあの円卓に着席していた人物は、広井王子氏(オフィス・ヒロイ代表)を筆頭に、プラットフォーマー時代のセガを支えた元ゲームアーツ代表取締役社長で、現ジークゲームズ代表の宮路洋一氏、それからサウンドクリエイターとして世界に名を轟かすベイシスケイプの崎元仁氏、ソーシャルゲームメーカーのドリコム執行役員の相見伸之介氏。この円卓にはゲーム制作およびグローバル展開に必要なアセットが一通り揃っていることになる。
それにしても発表会にはセガ人脈が多かった。セガ副社長の内海州史氏に、我々ゲームメディアの大先輩であるセガサターンマガジン元編集長の川口洋司氏、先述の崎元氏も、セガの人気シリーズ「戦場のヴァルキュリア」のBGMを担当している。我々ゲームメディアも、セガとお付き合いの長いオッサン(編集長)ばかりが集められ、広井王子氏を見つけてくれと言わんばかりの席に案内された。なるほど、そういうことか。というわけで続報が楽しみな新IPだ。