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room6、Switch版「シロナガス島への帰還」についてお詫びを発表

Switch移植版について原作者・鬼虫兵庫氏が怒りを露わに

【「シロナガス島への帰還」Nintendo Switch版】

11月17日 発売予定

価格:
パッケージ版 2,480円(税込)
DL版 750円(税込)

 room6は、11月17日発売予定のNintendo Switch用アドベンチャー「シロナガス島への帰還」のについてお詫びのツイートを投稿した。

 「シロナガス島への帰還」は、鬼虫兵庫氏が制作し、Steamなどで発売されているPC用アドベンチャーゲーム。2021年10月に開始されたクラウドファンディングでは目標額200万円の1,323%となる2,647万円を集め、個人開発のインディーゲームにおけるクラウドファンディングとしては、異例の支援成功金額となった。

 今回のツイートにてroom6は「現在、鬼虫兵庫様・任天堂様と対応策を検討しながら、開発チームと原因究明を進めております。また、本件大至急お問合せ窓口を準備中です。お待ち下さいませ。申し訳ございません」とコメント。

 原作者・鬼虫兵庫氏は11月15日に、発売直前に届いた同作をプレイした際に数多くのバグやミスを確認したとツイート。鬼虫氏は「普通にプレイしてたらわかるSEの当て間違い(不釣り合いな鳥の飛び立つ数秒の効果音が朝のシーンで延々とループ再生される)とか残ってるのは、流石にキレるわ。仕事が雑すぎる」として、自身の作品がこのような形で発売を迎えることについての怒りを露わにしている。

 また、鬼虫氏は「Switch版を購入した人にも完全に満足してもらえる領域まで引き上げますので、よろしくお願いします。現状だと駄目な箇所も多いですが、諸々のベースクオリティはいいので、ミスとバグ取りが完了すれば素晴らしいものになると思いますので」ともコメント。

 なお、room6はクラウドファンディング発送品について「間もなく皆さまのお手元に到着予定です。こちらに関しましては、完全な商品をお届けすべく最善を尽くしますので、なるべく開封せずお待ちいただけますと幸いです」としている。