巨大にんじんハンバーグも！ 「ウマ娘」ライブ「EXTRA STAGE」の展示ブース「EXTRA PADDOCK」レポート

　11月5日と6日の各日16時より、埼玉ベルーナドームにて、いよいよ「ウマ娘」のライブイベント「ウマ娘 プリティーダービー 4th EVENT SPECIAL DREAMERS!! EXTRA STAGE」が開幕となる。ライブの模様は後日また改めて紹介させてもらう予定だが、今回は会場に併設される展示ブース「EXTRA PADDOCK」についてご紹介したい。

　「EXTRA PADDOCK」は会場となるベルーナドームのエリア内にある駐車場の1つ、「レッドパーキング」を利用した屋外の展示ブースだ。物販エリアも併設されており、ライブチケットがなくても楽しめるようになっている点がポイントだ。

　このたび、前日にプレス向け内覧会が行なわれたため、この時の模様をレポートしたい。なお、会場は設営作業の真っ只中での内覧会だったため、実際の展示とは異なる場合もある事を予めご承知頂きたい。

ライブ会場となる埼玉ベルーナドーム。レッドパーキングは正面左手奥となる

西武球場前駅を出てすぐベルーナドームとなっている。駅を出てすぐの案内板には会場内の案内図も展示されているので迷う事はないだろう

リアルのステージ衣装や実物のにんじんハンバーグクッションを展示！

　最初のエリアでは、ライブなどで実際に使用された物と同様のステージ衣装の展示コーナーがお目見えだ。トレセン学園制服から定番衣装のスターティングフューチャー、3rdイベントで使用されたGlorious Azureのほか、テレビ番組出演用の衣装や年末年始用の特別衣装、今回の4thイベントで使われるニュースターズ・ロゼなどほぼ全ての衣装が惜しみなく展示されていた。

最初にお目見えするのは衣装展示のコーナー

トレセン学園制服。ジャケットはキャスト用につくられた特注品などの豆知識も書かれている

ライブ定番衣装のスターティングフューチャー。白基調に青と赤、トリコロールカラーは正義の象徴(70年代アニメ脳)

3rdイベントで使われたGlorious Azure、腰の部分の蹄鉄アクセサリー付きベルトは確かに強そう

ここからは次の衣装展示

テレビ番組出演時などに使われた白い衣装

年末用衣装はピンクが目立つかわいい衣装になっている

　衣装展示の次は公式配信番組「ぱかライブTV」などで使用したアイテム展示だが、行く手には一際目立つ巨大なにんじんハンバーグ……あれは！ 配信などで使われていた「にんじんハンバーグクッション」ではないか！

　実物を目にすると、幅広い巨大なハンバーグ部と、中央に突き刺さった巨大なにんじんが目を引くその姿は圧巻だ。写真に添えられた説明によるとハンバーグ部の直径は約2メートル、にんじんの高さは1.8メートルとのことで、その巨大さが再確認できる。

衣装の展示を見終えて目線を前に向けると、そこにいたのは巨大なにんじんハンバーグ！？

直径2メートル、高さ1.8メートルの巨大なにんじんハンバーグクッション！解説もついていて分かりやすい

見下ろしてみるとその威圧感に圧倒される

　その他のアイテムとしては、実体化したゲーム内のトロフィーや、「メジロ賛歌」を収録した金のレコード、ニンジンをあしらったウマ娘特製ダルマ落としなどと並んで、本物の武豊騎手やC・ルメール騎手のサイン＆メッセージが見られる。武豊騎手はサインの横にキタサンブラックのセリフ「はりきっていこう！」が書かれており、いろいろと“わかっている”印象だ。

にんじんハンバーグ以外のアイテム展示

具現化したトロフィーたち

武豊騎手とC・ルメール騎手のサイン入りウマ娘ボード

表面にはメジロ家のウマ娘たちもあしらわれた金のレコードも展示

ニンジンモチーフのウマ娘だるま落とし

最奥部には配信でも使用されたルーレットが設置されていた。ルーレット上部のウマ娘は入れ替えが可能になっているところは芸が細かい

等身大パネルやイラスト展示、シンデレラグレイの原画展示も！

　アイテム展示のコーナーを抜けてUターンすると、そこにはいきなりウマ娘たちの等身大パネルが一堂に勢ぞろい！全てのウマ娘がいるわけではないが、かなりの数のウマ娘たちが等身大パネルとして展示されており、自分の背丈と比較するなど、色々妄想が捗りそうだ。

こうして並べてみると圧巻のウマ娘等身大パネルたち

反対側から撮ったところ

プレイアブル化されていないツインターボなどの等身大パネルもある

　ウマ娘たちの等身大パネルの向かい側には、これまでに公式ツイッターなどで使用されたイラストの原画が大量に展示されている。いずれも実際の競馬のレース開催時、公式ツイッターから配信された応援メッセージなどで使用されたイラストとのことで、かなりの数があって、じっくり見ているとこれだけで日が暮れそうな勢いだ。

イラスト展示のコーナー。こちらも壁一面に所狭しと、大量のイラストが展示されている

過去のモノクロで描かれたイラストが並ぶ

実際の競馬レース開催時に公式ツイッターが応援メッセージに使用したイラストなどとのこと

好みのイラストを寄りで撮ったりして楽しむのがいいだろう

　最初のうちはモノクロイラストだが、後半からはカラフルになったり、ユニークなネタを入れるようになってきており、じっくり眺めて楽しめる。

途中からイラストがカラーに変化する。キャラクターも複数描かれるようになり、ネタっぽいテイストも増えてくる

サイズの都合もあるのだろうが、デフォルメテイストのイラストが増えたようにも見える

個人的に推しのアグネスデジタルのイラストをせっせと保存した。すまんな

　そして、イラスト・原画展示の最後はなんと！ あの漫画「ウマ娘 シンデレラグレイ」の久住太陽氏によるド迫力の原画展示だった！あのシンボリルドルフ会長の怖い顔でお馴染みの伝説の一コマ「中央を無礼るなよ(なめるなよ)」も間近で見られる！

原画展示では、久住太陽氏の原画展示が楽しめる

合計16枚の原画が展示。中には見開きのページも多く用意されている

このサイズの原画を間近で見るとすごい迫力だ

このようにアイテム展示の裏にイラスト・原画展示が行なわれている作り

観光ついでにぷらっと展示物を見に来るのも全然アリかも！

　これら展示物の他にも、会場には3つのフォトスポットが設置されている。展示物の多くがゲーム内のアイテムをリアルで実現した物だったのに対して、フォトスポットでは逆にゲームの中に自分が入り込めるという、ある意味、自身を2次元化できるゾーンなのだ。ただし、いきなりレースに出走する羽目になるため、何かを鍛えておいた方がいいのかもしれない。

　他にもファンから出演陣に送られた花などが展示されている場所もあるかもしれないとのことなので、会場はくまなくチェックしてみた方がいいだろう。

会場の奥には3か所のフォトスポットが設置されており、中に入って写真を撮る事で、2次元の世界に旅立てる。

　とまぁ、ライブ会場に併設された展示ブース「EXTRA PADDOCK」について紹介してきた。ライブ会場周辺には、山口観音金乗院などの静かな寺院もあるほか、ちょっと足を伸ばすと多摩湖が広がっているため、ライブ目的ではなく、週末の小旅行のついでに、ぷらっと遊びに来ても面白いエリアかもしれない。

　ただし、レッドパーキング自体はあまり広い場所ではないため、来る時間帯によっては、大混雑で中にすら入れない可能性がある点を予めご了承頂きたい。おススメの時間帯はライブ開始後の16時から終了までの30分だろう。

ベルーナドームの近所には静かな雰囲気のお寺、山口観音金乗院もあった。

余談だが、ベルーナドームのリハーサルの様子は、かなり離れた山口観音金乗院の第2駐車場でも、その賑やかな雰囲気が伝わってきた

　一方で当然、俺たちの本番は11月4日、5日にベルーナドームで開催される「ウマ娘 プリティーダービー 4th EVENT SPECIAL DREAMERS!! EXTRA STAGE」だ！こちらのライブの模様も改めて報告していくのでそちらにもご期待頂きたい。

物販ブースには今回も多くのアイテムが並べられる予定だ。写真以外にもフードも多く用意されるようだ

ライブイベント恒例のTシャツやフード付きタオル、パーカーやエプロンなども用意

巨大ポスターも3種類用意されている

筆者も撮ってみた。おススメの遊び方はフレーム周囲を加工して切り抜いてまさにゲーム画面に入り込んでしまうような写真にすること