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「ジブリパークとジブリ展」が愛知県美術館にて10月29日より開催! 見どころ紹介

湯婆婆やカオナシのフォトスポット&パーク制作の裏側公開

【ジブリパークとジブリ展(愛知会場)】

開催期間:10月29日~12月25日

会場:愛知県美術館(〒461-8525 名古屋市東区東桜1-13-2 愛知芸術文化センター10階)

開館時間:10時~18時(金曜日は20時、入館は閉館1時間前まで)

休館日:毎週月曜日

観覧料:
平日 一般1,700円、高大生1,100円、小中生600円(税込)
土日祝 一般1,900円、高大生1,300円、小中生800円(税込)

 愛知県美術館と中日新聞社は、展覧会「ジブリパークとジブリ展」を10月29日より12月25日まで開催する。開館時間は各日10時より18時で、金曜日のみ20時まで。入館は閉館1時間前までとなっている。

 「ジブリパークとジブリ展」は、11月1日に愛知県「愛・地球博記念公園」内でオープン予定の公園施設「ジブリパーク」に関連して、その制作の裏側や様々な資料が明らかにされる展覧会。ジブリパークの制作現場を指揮する宮崎吾朗氏の、これまでの仕事と作品を振り返るとともに、スタジオジブリ最新作ともいえる「ジブリパーク」をどのように考え、描き、作っているのかが、初公開となる数々の制作資料とともに紹介。ジブリパーク誕生に至るまでの背景、施設にまつわる秘密などが公開される。

 本展の展示室内では、「ネコバス」、「にせの館長室」、「サツキとメイの家」、「サツキとメイの家のパーゴラ」、「ジブリのなりきり名場面展」の5箇所が撮影可能。美術館の外には、スペシャルフォトスポットも設置される予定となっている。

 観覧料は平日が一般1,700円、高大生1,100円、小中生600円(税込)。土日祝日が一般1,900円、高大生1,300円、小中生800円(税込)となっている。混雑緩和のため、事前予約制の日時指定券となっており、日時指定券に残部がある場合のみ愛知県美術館チケット売場で当日券が販売される。チケットの販売スケジュールは2期に分けられており、オンライン予約購入は「Boo-Woo(ブーウー)チケット」にて、店頭購入はローソンまたはミニストップにて実施される。

 第1期は10月29日より11月25日までの分で9月30日10時より販売開始。第2期は11月26日より12月25日までの分で11月1日10時より販売開始される。

「ジブリパークとジブリ展(愛知会場)」の見どころ

ジブリパークのつくりかた 貴重な制作資料や試作品を初公開!

 ジブリパークは、アニメーションの世界を自分の足で歩き、秘密を発見する場所。公園の地形を生かして建てられた建物や、もともと屋内プールだった施設の中につくられた「ジブリの大倉庫」には、ジブリの秘密が数多く展示。「ジブリパークとジブリ展(愛知会場)」では、宮崎吾朗氏が指揮する、ジブリパーク制作の裏側が紹介される。

 本展では、「ジブリの大倉庫」に登場する「にせの館長室」が再現展示。映画「千と千尋の神隠し」の湯婆婆が執務室で仕事に没頭する姿を見れる。他にも、「ジブリの大倉庫」を同じく11月1日に開園する「青春の丘」には映画「耳をすませば」のバロンが登場。本展覧会では、バロンの人形を制作する過程で使用された素材や模型などが展示される。

 また、2024年3月開園予定の「魔女の谷」には、映画「ハウルの動く城」に登場する「ハウルの城」が設置予定。本展では、ハウルの城を建てる過程で使用された模型も見れる。

ジブリの大倉庫 イメージスケッチ 宮崎吾朗画
ジブリの大倉庫 中央階段のイメージスケッチ
にせの館長室
「ハウルの城」のCGパース
ハウルの城 右前脚部の原寸大模型

ジブリのなりきり名場面展も登場! 来場者も映画の主人公に!

 「ジブリのなりきり名場面展」は、「ジブリの大倉庫」で行なわれる3つの企画展示のうちのひとつ。スタジオジブリ作品で描かれた印象的なシーンを立体造形やパネルで表現し、来園者が映画のワンシーンの中にいるかのような気分を味わえる体験型の展示となっている。

 本展では映画「千と千尋の神隠し」のワンシーンが用意。千尋の気分になってカオナシと一緒に記念撮影ができる。

ジブリのなりきり名場面展

サツキとメイの家を1/5サイズで再現! パーゴラは本物の柱を使った1/1サイズ

 ジブリパークの「どんどこ森」に建つ映画「となりのトトロ」に登場する「サツキとメイの家」は、宮崎吾朗監督が陣頭指揮を執り、本当に人の住める家として建てられたもの。

 本展ではこの家を1/5サイズで再現、内部の写真も公開される。さらに、実際に使用された部材を使用したパーゴラ(格子状の日除け棚、書斎のテラスに設置されていたもの)が本物と同様のサイズで設置される。

サツキとメイの家 1/5スケール模型
サツキとメイの家 パーゴラの再現展示

子どもから大人まで乗れる特別な「ネコバス」が登場

 本展冒頭では、映画「となりのトトロ」に登場する「ネコバス」が、子どもから大人まで座って楽しめるかたちで、来場者を出迎える。

ネコバス

宮崎吾朗監督自ら解説。企画展示「アーヤと魔女」展を再現展示

 「ジブリパークとジブリ展(愛知会場)」では、東京都三鷹市の「三鷹の森ジブリ美術館」にて2021年より2022年にかけて開催された企画展示「アーヤと魔女」が再現。

 「2Dセルアニメーションと3DCGアニメーションの違いとは?」、「背景美術や小物、食べ物の表現とは?」といったスタジオジブリならではの3DCGアニメーションのつくり方、その制作の舞台裏を宮崎吾朗監督が自ら解説する。他にも、鷹の森ジブリ美術館、映画「ゲド戦記」や映画「コクリコ坂から」など、宮崎吾朗監督のこれまでの仕事が資料と共に一挙公開される。

「アーヤと魔女」展の再現展示

展覧会オリジナルグッズ

ピンズ(愛知会場限定)880円(税込)
手ぬぐい(愛知会場限定)1,100円(税込)
ダイカットステッカー(となりのトトロ・猫の恩返し・千と千尋の神隠し・ハウルの動く城)各550円(税込)
トトロのおみやげバンダナ1,430円(税込)