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「北斗の拳 LEGENDS ReVIVE」3周年記念ファンミで、今後の展開などファンの疑問に答えた!
2022年9月19日 21:40
- 9月19日 発表
セガがサービス中の「北斗の拳」(原作:武論尊氏・漫画:原哲夫氏)を題材としたAndroid/iOS用RPG「北斗の拳 LEGENDS ReVIVE」(以下「北斗リバイブ」)が3周年を迎えたことを記念し、ファンミーティング「デカいバBar」をカフェゼノン&ゼノンサカバにて開催した。
「北斗の拳 LEGENDS ReVIVE」3周年記念ページ
https://hokuto-revive.sega.com/campaign/3rd_ann/
イベントでは、最新情報や新プロジェクトが発表されたほか、同店で提供となるコラボメニューの先行試食会や、プロデューサーへの質問コーナー、クイズ大会等が行なわれた。
カフェゼノン&ゼノンサカバは、漫画の会社が運営するゼノンサカバとカフェゼノンが合体し、母体である漫画出版社と連携した「シティーハンター」や「北斗の拳」といった作品のオブジェが並ぶ、漫画ファンにはおなじみの場所。会場には「北斗の拳 LEGENDS ReVIVE」のこれまでの歩みを記した年表をはじめ、ケンシロウやラオウ……そしてみんな大好き「デカいババァ」の立て看板などが飾られ雰囲気を盛り上げていた。
今回のようなファンイベントは、地方での開催も計画されているようで、実現されるかどうかはまだわからないが、少なくとも開催したいとは考えてはいるようだ。今回のイベントでは北海道から参加した参加者もいたようで、もし地方で開催されることがあったときは地元のファンは是非とも参加いただきたい。
今後の展開など、プレーヤーの質問に岩本プロデューサーと藤田ディレクターが答えた!
今回のイベントで最も注目を集めたのが「Q&Aコーナー」を中心とし、様々な場面でファンが知りたい内容にセガの岩本プロデューサーと藤田ディレクターが答える場面が設けられたことだろう。
たとえば開発秘話として、登場する拳士の作成について「『このシーンを再現したい』というところから制作はスタートする」ということで、「シャチ 女人像の微笑」についても、シャチが覚醒しカイオウからの攻撃にびくともせず倒れなくなるシーンを描きたいところからスタート。性能を決めていったのだという。
つまり、再現してほしいシーンをアンケートなどで想いたっぷりにお願いすることで、スタッフの心が動けば、もしかしたら新拳士として実装されるかもしれない。ただし、実装すると決めてから半年はかかるというので、それなりの時間は必要だ。
ちなみに、ラオウの息子のリュウもいつもファンの人から実装しないか聞かれるということだが、具体的な実装予定はないという。とはいえ、岩本プロデューサーによれば「『北斗の拳』のすべてをリバイブすることがこのゲームの意義」としており、ほかにも多数のキャラクターの登場を検討しているのだという。
「Q&Aコーナー」では順次質問に答えていったが、まずは過去拳士の経絡解放スケジュールについて。そう遠くない時期に、ラオウ、ジュウザといった拳士の経絡が解放されるという。ちなみにサウザーも予定はしているが、これらのキャラクターの後になる予定だとか。
また、現在のパーティ編成は6人で構成されているが、これが7人編成となる。細かく内訳を説明すると、6人の戦闘を行なう拳士と、1人の非戦闘拳士での構成される。この非戦闘拳士が戦闘拳士をどのように活かしていくかが重要になるようで、これまでの編成とは違ってくるだろうという。導入スケジュールとしては10月末に一部実装となり、その後順次実装となるという。
ちなみに会場ではこの7人での戦闘シーンの動画も公開されたが、そこで電撃的に新拳士「UR『ユリア高潔なる眼差し』」が紹介され、来場者からも驚きの声が上がっていた。さらに今後実装が予定されている新拳士として「UR『ジュウケイ』」のラフ画も公開された。ジュウケイの若かりし頃が描かれるようだ。このほかにも、時期は未定だがキングやクローバーなどと共に戦う“ハート様”も開発中なのだとか。
また、URの上位拳士については現状考えていないという。SR以下の拳士が活躍できるコンテンツに関しては、ユニオンバトルでSRのみに限定して行なうなどの機会を増やしていくことで対応していくという。
そして不具合、問い合わせ対応の不備について岩本プロデュサーは「サービスを安定して届けていくことが当然であり、申し訳ない」とコメント。対応の発表などのスピード感については、「原因解明と対応の方向性の策定などを行ない、スケジュールを作ってから発表していく」と語った。これはサービス提供側として無責任で場当たり的な対応をすることができないこともあり、正確な情報をプレーヤーに届けたいと言うことだろう。
ただ、やはりこういった声が多いことについては「課題認識を新たにした」といい、プロデューサーズレターの発信回数を増やしたり、プレーヤーとのインタラクションの機会を増やすことで、対応していきたいとした。岩本プロデューサーは「プレーヤーの皆さんの純粋に楽しみたいという気持ちに答える環境を作る」ということが大切ということで、今後もがんばっていくと話した。
このほかにも、開発側の仕様通りに動いていても、ユーザーが考えている挙動とは違うことがあり、その問題の原因としては、運営側の説明不足をあげており、その責任は運営側にあると語り、そういった側面もなくすよう説明機会を増やしたいと話した。
サーバー統合については、「議論はいろいろ行なっているが、サーバーを統合することで、上位プレーヤー陣の中にはデメリットを被るプレーヤーも居る。そういった意味では現状では統合の予定はない」とした。
一方で、チャットから他のサーバーのユーザーとフレンド登録を行ないバトルを行なえるようにできるといった仕様はすでに導入されており、不具合がなければ1~2カ月で実装していきたい意向だという。
他作品とのコラボレーションについては「賛否両論がある」としており、全体的には距離を置く考えだという。「北斗の拳」の関連作品に関しては外伝として対応する考えだとか。ただ、「蒼天の拳」に関しては、親和性が高いことやファンの人気も高いことから、今後もコラボを予定している。そう遠くないタイミングで4回目のコラボを実施する予定で、こちらでストーリー的な点ではひとつの区切りとなりそうだ。とはいえここで終わりというわけではなく、今後も前向きに進めて行きたいとしている。
また関連の情報として、これまで登場したコラボ拳士の奥義書については、「コラボキャラクターはやはり権利的にいつも登場させるのは難しいので、汎用的な奥義書を作ることで対応できないかと検討している」と説明した。
最後に、今後の展開を聞かれた岩本プロデューサーは、「原作のストーリーが終わっても『北斗リバイブ』は終わらない」と宣言。さらに新たな展開として「ケンシロウでもなく原作に登場した拳士とも違う新たなる伝承者を描くという展開を、原 哲夫先生や出版社に協力してもらい進めていけそうだ」と語った。これについて「これまで皆さんが『北斗リバイブ』をプレイしてくださったおかげで、本来やりたかったことができるところまで来た」とプレーヤーに感謝の意を述べた。