ニュース

【TGS2022】90年代後半のインドネシアを舞台にしたアドベンチャー「A Space For The Unbound 心に咲く花」をTGSで試遊

温かみのあるドットで表現されるストーリーに期待!

【A Space For The Unbound 心に咲く花】

発売日・価格:未定

 9月15日より4日間にわたって開催されているイベント「東京ゲームショウ2022」。コーラス・ワールドワイドのブースに出展されていたインディーゲーム「A Space For The Unbound 心に咲く花」について紹介する。

コーラス・ワールドワイドのブースでは様々なタイトルが試遊出展されている

 本作はMojikenが開発する横スクロール型のアドベンチャーゲーム。90年代後半のインドネシアの田舎町が物語の舞台となっており、試遊出展されていた体験版では白いシャツ姿の主人公と、帽子をかぶった女の子を中心としたストーリーが展開された。ゲームプレイでは女の子に依頼されたアイテムを探したり、入るため土台を探したりと細々としたお願いをこなしていく。町も横に広い作りになっており、その街に住んでいると思われる住人たちの姿も確認できた。

 本作では登場キャラクターや背景などがドット絵で描かれており、それらが非常に温かみのあるデザインになっている。風化した家屋や錆びた柵などが細かなドットで表現されているほか、風になびく植物といったアニメーションも本作の世界を生き生きと描き出している。試遊では全体的なストーリーはわからなかったものの、女の子の心の悩みに向き合う場面なども登場し、この先どのような方向に進んでいくのかにも注目したい。

 なお、会場で話を聞いたところ2023年の初頭頃にリリースを目指しているとのことだ。Steamでは序章がプレイ可能な体験版も配信されているためこちらで本作の世界観をチェックできる。

プロローグと思われるパートではドット絵によるアニメーションも
インタラクト可能なオブジェクトも多数存在し、目的のアイテムを探したりする