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まるで“プレイできるGIFアニメ”。探索ADV「Tokyo Stories」を体験【BitSummit2022】

ピクセルアートの持つ“エモさ”を3Dに落とし込み、Unityで実現

【BitSummit X-Roads】

開催日:8月6日・7日

会場:京都市勧業館「みやこめっせ」 3階第3展示場

 ピクセルアート風に表現された静かな東京を探索する。そんな雰囲気たっぷりの新作ゲーム「Tokyo Stories -working title-」が「BitSummit X-Roads」にて出展されていた。

【Tokyo Stories [1st Promotion]】

 「Tokyo Stories -working title-」は、消えてしまった友人を追って東京の街を探索するアドベンチャーゲーム。3Dモデルを用いながら、ピクセルアート風に表現されたビジュアルが最大の特徴で、静かで情緒に溢れた街並みがゲーム全般に渡って堪能できる。開発はドリコム。

 開発にはゲームエンジンのUnityが使われており、特に光の表現はこだわっているという。通常の光源だと本作の世界観では違和感が出てしまうところ、調整を重ねることでピクセルアート風の光の表現を可能にしたという。数多くのピクセルアートGIFアニメを参考にしており、風景の切り取り方やカメラの角度、パースのかけ方などは“エモさ”を重視している。

 デモ版では街を実際に探索でき、どこを切り取っても絵になる仕上がりにこだわりの結果を感じられる。まるで“プレイできるGIFアニメ”のような体験であり、1つのゲーム作品としてどのような展開をしていくのか、非常に期待できる内容となっていた。

 開発はまだ初期段階であり、発売日や価格は未定。進捗はTwitterやInstagramなどで随時報告されるという。力強いビジュアルを持っているだけに、今後の情報に注目していきたい。

現在は3人のキャラクターが公開されている。新たなキャラクターが登場するかもしれない、ということだ