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ドット絵で描かれる夜の街。横スクロール型ナゾ解きADV「Recolit」の体験版をプレイ【BitSummit2022】

「アンリアルライフ」などを手掛けるヨカゼ最新作

【Recolit】

2022年 発売予定

価格:未定

 京都府にて8月6日・7日にわたって開催しているインディーゲームの祭典「BitSummit X-Roads」にて出展されていた「Recolit」を紹介する。

【Recolit - Trailer 2021 winter】

 「Recolit」は“明かり”を頼りに進んでいく横スクロール型のアドベンチャー作品。宇宙服のような姿のキャラクターを操作し夜の街を探索していく。「アンリアルライフ」や「World for Two」など様々なインディーゲームを手掛けるレーベル「ヨカゼ」の新作タイトルで、インディーゲームクリエイターのむじ氏が開発を行なっている。本作ではドット絵のビジュアルが採用されているが、こちらが非常に魅力的で日本の住宅街が細かいドットで描かれている。

 「BitSummit X-Roads」ではヨカゼのブースにて本作が出展されていた。今回プレイした試遊版は主人公が乗っていたと思われる宇宙船が海に不時着した場面からスタート。街に点在する人物たちはいずれも「影」のような姿になっており、コミュニケーションを取ることができるものの、表情などはわからない。一緒に花火で遊んだり、飲み物をかってあげたりと、ささやかなお願いをこなしていくことで、次なる道が“明かり”で照らされるため先に進むことができる。

 前述したがドット絵による表現が素晴らしい作品で、街灯や信号機、自動販売機などの明かりが夜の街をほのかに照らす。これらが温かみのあるドット絵で表現されており、街の探索を彩る要素になっていると感じた。BOOTHなどでは体験版も配信されているため、ドット絵で表現された夜の街の探索を自宅で体験できる。

BOOTHの「Recolit 体験版」のページ