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ソニー元会長兼グループCEOの出井伸之氏が逝去

デジタル・ネットワーク事業を推進し、プレイステーションを世界的な成功に導く

6月7日 発表

 ソニーグループは、旧ソニーの元会長兼グループCEOの出井伸之氏が肝不全のため6月2日に逝去していたことを発表した。

 出井氏は、1960年にソニーに入社、音響事業本部オーディオ事業部長、ホームビデオ事業本部長、広告宣伝本部長、クリエイティブ・コミュニケーション部門長などを歴任した後、1995年にソニーの第6代代表取締役社長に就任。1998年にCEOに就任し、2000年から2005年まで会長兼CEOを務め、ソニーの成長と改革に大きく貢献した。

 出井氏は、社長就任以来、「デジタル・ドリーム・キッズ」というキーワードを掲げ、ソニーのデジタル・ネットワーク事業を積極的に推進するとともに、エンタテインメント事業を含むグループの多様な事業のグローバル化を加速し、ソニーの発展に寄与。ゲーム分野では、プレイステーション 2を大きな成功に導いたほか、PS oneやPSPの販売もグループトップとして牽引した。