「座頭市VSプレデター」ベースのノンストップSF忍者映画「爆裂忍法帖」クラファン開始！

　ブラストは、新作映画「爆裂忍法帖」のパイロット・フィルム制作の為のクラウドファンディングプロジェクトを6月12日まで実施している。目標金額は2,000万円。

　4月17日には企画が明かされていた本作だが、今回クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」にて、All-or-Nothing方式でクラウドファンディングプロジェクトが開始された。

　All-or-Nothing方式とは、目標金額を達成した場合にのみプロジェクトが成立するというもの。達成した場合には、全ての支援金が本作制作の為に使用される。なお、本稿執筆時点（5月9日）では1,712,111円の支援金が集まっている。

　映画「爆裂忍法帖」は、2017年にYouTubeにて公開されたファンフィルム「ZVP【座頭市 VS プレデター】（以下ZVP）」制作陣による新たな映画。「ZVP」が権利許諾の問題で映画化できないことを受けて、オリジナルを超える「破壊力と対決」を実現すべく制作される。さらに、「ZVP」に登場した特殊忍者達の再登場に加え、新たな特殊忍者達も参戦する予定となっている。

「ZVP【座頭市 VS プレデター】」の画像

　今回開始されたクラウドファンディングプロジェクトは、映画製作企画の第一段階であり、その目的は集めた資金で約8分間のパイロット・フィルムを制作し、新たな世界観を伝えることを目的としている。目標金額が達成された暁には、ハリウッド各社へのセールス、主だった映画祭への出展などが予定されている。

　なお、支援者へのメインリターンは映画「爆裂忍法帖」パイロット・フィルムの先行オンライン鑑賞（パスワード付、1年間支援者限定公開）が用意。他にも、制作の経過報告メールやPDF形式のメイキング本、エンドロールへの掲載なども準備されている。

□「SF忍者映画【 爆裂忍法帖 】パイロット・フィルム プロジェクト」のページはこちら

　パイロット・フィルムは、下記のストーリーを想定した内容となっており、「ZVP」に登場した特殊忍者達に加え、バイク型忍者や巨人忍者等も参戦。座頭市とプレデターに替わり、迫力有る新キャラクターも登場する。

　劇場公開についてはR15＋を想定した内容で、昔の時代劇映画の雰囲気を再生させつつも高水準のVFXや造形美術を大量に投入した映像になるという。また、かねてよりの告知通り、映画脚本開発へは、時代劇映画の傑作経験を持つ最も望んでいた脚本家が参加する。