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「星のカービィ」は本日4月27日で30周年!

コピー能力も無かったゲームボーイ時代から最新作「ディスカバリー」では完全3Dに進化

【星のカービィ】

2022年4月27日 30周年

 任天堂のアクションゲーム「星のカービィ」は、1992年4月27日に発売され、本日で30周年を迎えた。

 「星のカービィ」は、ゲームボーイ用タイトルとして発売されたアクションゲーム。現在の「星のカービィ ディスカバリー」まで続く、「星のカービィ」シリーズの第一作目となっている。また「大乱闘スマッシュブラザーズ」シリーズのディレクターとしても知られ、当時ハル研究所に所属していた桜井政博氏が初めてディレクターを務めた作品となっている。

 小さな国「プププランド」を舞台に、平和な暮らしを送っていた住民たちのもとに、とある日「デデデ大王」と手下が現れ、国中の食べ物と秘宝「きらきらぼし」を奪ってしまう。そんなところに、旅を続けていた「カービィ」がプププランドを訪れ、住民たちの食べ物と「きらきらぼし」を取り返すために「デデデ大王」のもとへ向かう。

 初代「カービィ」は、現在とデザインが異なり、目が小さめにデザインされている。また、カービィといえば「コピー能力」だが、第一作目である本作では「コピー能力」がなく、吸い込んだ敵は、はき出して攻撃していた。なお、「コピー能力」が実装されるのは次作「星のカービィ 夢の泉の物語」からとなっている。

初代カービィ
現在のカービィ

 本作は、全世界500万本以上を記録するヒット作となり、約1年後には続編「星のカービィ 夢の泉の物語」が制作された。そして今年2022年に「カービィ」シリーズ35作目にして、30周年記念作品「星のカービィ ディスカバリー」が発売された。最新作ではシリーズ初の3Dアクションとなり、「ほおばりヘンケイ」などの新しい要素も加わるなど、新しい「カービィ」を感じさせる作風となっている。

 なお、「星のカービィ」は、3DSのバーチャルコンソールとしてリリースされているほか、Wiiのソフト「星のカービィ 20周年スペシャルコレクション」などにも収録されている。

最新作「星のカービィ ディスカバリー」
最新作「星のカービィ ディスカバリー」では、「ほおばりヘンケイ」が導入
3DSのバーチャルコンソールとしてもリリースされている