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まだまだ現役! 「プレイステーション 4」は、日本で発売されて8周年

日本がまさかのTier 1落ち。PSVRも登場するなど、時代に合わせていったゲーム機

【プレイステーション 4】

2022年2月22日 8周年

 ソニー・コンピュータエンタテインメント(現・ソニー・インタラクティブエンタテインメント)の家庭用ゲーム機、プレイステーション 4は2014年2月22日に発売され、本日で8周年を迎えた。

 PS4は、プレイステーション 3の後継機として発売された家庭用ゲーム機。PS4の後継機種であるプレイステーション 5が現在も品薄な中、今でも現役ハードという方は大勢いるだろう。今回はPS4の8年間の歴史を振り返っていく。

 PS4は、2013年2月にその存在が発表された。当初は仕様のみの発表だったが、のちにコントローラーが発表され、本体デザインも公開された。PS4の初期型のデザインは、PS3初期型とは打って変わり、ソリッドで四角いデザインとなっている。

PS3の初期型デザイン。丸い本体が印象的

 また、コントローラー「DUALSHOCK 4」も従来のコントローラーを踏襲しつつ、いくつかの機能が加えられた。まずはタッチパッド。先に発売されたPlayStation Vitaの背面パッドを彷彿とさせ、タッチやスワイプなどの操作ができる。また、PS4の目玉機能の一つでもある「SHARE」ボタンを搭載。このボタンを押すと、スクリーンショットのみならず、Twitterへの画像投稿や、YouTubeへの配信も可能となるなど、当時普及しだしたSNSを意識した機能も搭載されている。

 販売面でも大きなニュースがあった。Tier 1と呼ばれる最初に発売される国のリストより、初めて日本が脱落した。そのため、アメリカなどでは2013年11月15日に発売されたが、日本ではその3ヶ月後、2014年2月22日に発売された。

アジアでも2013年12月に発売されたが、日本では2014年2月発売となった。

 それでも、PS4は着々と販売台数を伸ばし、2016年には4,000万台を突破。2020年にはPS2以来の1億台を突破するなど、驚異的な売り上げを記録している。

 2016年には、初のモデルチェンジ「CUH-2000」シリーズが発売。また、4K解像度に対応した「PS4 Pro」や、プレイステーションシリーズ初めてのVR機器「PlayStation VR」も発売されるなど、時代に合わせPS4は進化していった。

左が新型PS4(通称:薄型PS4)、右がPS4 Pro
PlayStation VRは、“VR元年”ともいわれる2016年に発売された

 ソフト面でも、「Horizon Zero Dawn」や、「Marvel's Spider-Man」、「FINAL FANTASY VII REMAKE」など、ヒット作を連発。また、2月18日に「Horizon Forbidden West」が発売され、2月25日には「ELDEN RING」も発売されるなど、現在も新作が続々と登場。8年経った今でも現役世代ハードとして、ゲーマーのゲーム生活を支えている。

「Horizon Zero Dawn」
「Marvel's Spider-Man」
「FINAL FANTASY VII REMAKE」
「Horizon Forbidden West」
「ELDEN RING」