任天堂とNiantic、歩くことを楽しくするアプリ「ピクミンブルーム」の配信開始

　任天堂とNianticは10月27日、歩くことを楽しみに変えるスマートフォンアプリ「Pikmin Bloom（ピクミンブルーム）」の配信を開始した。現時点で配信地域はオーストラリアとシンガポールのみで、今後日本を含むグローバルで展開していく予定。

　「Pikmin Bloom」は、任天堂とNianticが共同開発したAR系アプリ。大ヒットした位置情報ゲーム「ポケモン GO」に続くコラボとなる。

　任天堂の人気シリーズ「ピクミン」をモチーフに、歩くことでピクミンに出会い、育てて引っこ抜いたピクミン達はプレーヤーのあとを付いてくるようになるという。ピクミンはフルーツから採れる「エキス」を好み、「エキス」を与えることで懐いてくれるようになる。仲良くなかったピクミンはアイテムを身につけ「デコピクミン」になることもあるようだ。

　ゲームの基本は歩くことで、歩くことでピクミンの苗が手に入る。さらに歩くことでこの苗が生長し、大きくなった苗からピクミンが引っこ抜ける。

　次の段階では、ピクミンと一緒に歩いて世界中に花を咲かせていく。歩くことで手に入る「エキス」をピクミンにあげることで、ピクミンの頭にキレイな花が咲く。その花びらを摘んで、花びらを植えながら歩くことで、歩いたところに花が咲く。

　ウォーキングを終えたあとは、その日に歩いた歩数やルートを振り返ることができ、「ライフログ」にメモや写真を追加することで思い出を残すことが可能。時にはピクミンが通った場所の写真をポストカードとして持ち帰ってくれることもあるという。

　「ポケモン GO」同様、シーズンイベントも実施予定で、たくさん花を咲かす「コミュニティデイ」も実施するとしている。