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「Battlefield 2042」新モード「ハザードゾーン」のトレーラーが公開

オブジェクトを回収して戦地を脱出。4人分隊での生還を目指す戦い

【「Battlefield 2042」ハザードゾーン】

10月15日 情報公開

 Electronic Artsは、FPS「Battlefield」シリーズの最新作「Battlefield 2042」の新モード「ハザードゾーン」のトレーラーを公開した。

【Battlefield 2042 | Hazard Zone Trailer Premiere】

 「Battlefield 2042」は次世代の「バトルフィールド」を謳う、バトルフィールドシリーズの最新作だ。プレイステーション 5/プレイステーション 4/Xbox Series X|S/Xbox One/PC向けに11月19日に発売を予定している。最大128人での圧倒的なスケールでの対戦、様々な兵器が入り交じるカオスな戦場、冒険的な新モードを搭載したシリーズ最新作だ。

 これまでは“これぞバトルフィールド!”という大規模戦闘の「コンクエストモード」、「ブレークスルーモード」、過去作のマップや武器が登場し、さらにプレーヤーが自由にルールを設定できる「バトルフィールドポータル」というモードが発表された。

 そして本日までモード名しか明かされなかったのが「ハザードゾーン」というモードだ。開発者からは“バトルロイヤルモードではない”という情報は明かされたが、詳細については濁され続けてきた。

 だが発売を間近に控え、ついに本日トレーラームービーが公開された。そこで「ハザードゾーン」について発表された情報、そしてムービーの見どころについて紹介していきたい。

回収と脱出をテーマに分隊単位で争う「ハザードゾーン」

 「ハザードゾーン」モードは4人で分隊を組み、マップ上に落下した人工衛星の中にある「データドライブ」を集めて、マップ全体が嵐による飛行禁止区域になる前に脱出することが目的だ。参加人数はプラットフォームによって異なり、PS5/Xbox Series X|S/PCでは32人からなる8分隊。Xbox One/PS4では24人からなる6分隊が参加人数の上限となる。

 戦場にはプレーヤー達の脱出を妨害する「占領軍」という勢力や、他のプレーヤー分隊、そしてランダムに襲ってくるトルネードなど、様々な障壁が立ちふさがる。本モードのプレゼンテーションでは「これらがあるため、脱出できるのは2分隊、いや1つもない可能性すらある」と発表された。

「ハザードゾーン」の背景

2040年、周回軌道衛星のうち70%が機能不良に陥り、世界中が大停電に陥る中、アメリカとロシアの間で緊張が高まります。
この出来事をきっかけに、一時的な低軌道衛星が双方の情報収集の新たな手段となります。これらの衛星で航空写真を撮影し、IDをスキャンするなど重要な情報を収集します。
これらの一時的な衛星は、発射された後、アメリカとロシアの支配地域に落とされ、占領軍は耐放射線データドライブに保存された情報を入手します。
その情報は、ノーパットにとっても、そして、他の非戦闘員であるノーパットにとっても彼らの安全を守るために重要です。
ノーパット・タスクフォースとして、あなたとあなたの分隊は、衛星カプセルが降下する際に重要なデータドライブを入手するために送り込まれます。

 それでは具体的なルールを見ていこう。ハザードゾーンは“戦術&装備”、“突入”、“回収”、“最初の脱出”、“最後の脱出”からなる5つのフェーズで構成される。各試合の前に装備を整え、ブリーフィングで降下ポイントの位置などを確認してスペシャリストや携行装備を選択する。

 戦場にはガジェット「情報スキャナー」を持ち込むことができ、それを使用することでデータドライブの大まかな位置を知ることができる。スキャナーはマップ上に落ちているデータドライブも、他の分隊などが所持しているデータドライブの位置もわかる。非常に重要な役割があるので、分隊メンバーの一人はスキャナーを持っておく必要があるだろう。

4人の分隊で戦場へ降り立つ
自分たち以外の分隊や「占領軍」との激しい銃撃戦を切り抜ける必要がある

 分隊には同じスペシャリストを2人以上入れることはできない。分隊メンバーがダウンした場合は復活させることができるが、完全に死亡した場合は観戦者モードに移行してしまう。だが観戦者モードに移行した分隊員は復活用のアイテムを使用すれば復活できる。

 さて、その復活させるアイテムなどをどうやって入手するか。それはデータドライブを集めて持ち帰るとクレジットを獲得でき、フェーズが始まる前にクレジットを消費することで、武器や各種装備、アイテムを獲得できる。

 回収フェーズでは、多くの分隊が落下した人工衛星からデータドライブを獲得することを狙い、熾烈な戦いを繰り広げる。ゲーム中にも人工衛星は続々と墜落してくる。新しく落ちてきたものほどデータドライブの価値が高く、その争奪戦も過酷なものになるという。

 そしてデータドライブを獲得した分隊は、戦闘開始から数分後と約10~12分後の計2回だけ訪れる脱出の機会に、輸送機に乗って脱出を目指す。最後の脱出の機会を逃すと回収したデータドライブをすべて失うこととなるが、分隊員の一人でも脱出できれば報酬を得られるという仕組みだ。多くの分隊が一箇所に集中するタイミングであり、ここでも分隊同士の奪い合いが頻発することになるだろう。2度の脱出の機会を経て、1試合のうちに戦場から生還できるのは最大で2分隊。生還者が0ということもありうる。

目標は戦場に落ちた人工衛星のデータドライブを回収すること
回収したデータドライブは他の分隊から狙われる。最終ゴールはデータドライブを持って戦場を離脱することだ
無事脱出し試合が完了すれば回収したデータドライブ数や戦績などリザルトが表示される