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“ゲーム画面”の変遷を振り返る。デザイン誌「アイデア」395号が本日発売

日本ファルコムやビサイドなど開発者へのインタビューも収録

【「アイデア」395号】

9月10日 発売

価格:3,300円(税込)

 誠文堂新光社は、デザイン誌「アイデア」395号を9月10日に発売する。価格は3,300円(税込)。

 「アイデア」395号では、「世界設計の方法 ゲーム体験とユーザーインターフェイス」というテーマで、40年以上のデジタルゲーム制作の歴史を「ゲーム画面」のデザインを軸に紹介する特別企画が掲載される。ゲームの操作性に関わる表現の変化や、描画表現の工夫など、グラフィックデザインにおける情報整理の手法やユーザーインターフェイス(UI)、ユーザーエクスペリエンス(UX)という観点を軸に、デジタルゲームにおける「ゲーム画面」の変遷が紹介される。

 また、歴代ゲームの解説のほか、日本ファルコムやビサイド、Nianticなどのゲーム会社をはじめ、開発者たちへのインタビューも収録される。

収録内容

【序論】70年代以降のデジタルゲームの情報提示構造の変遷

文:三宅陽一郎
【Chapter 1】マルチウィンドウ・マルチメニュー化するゲーム

「Dungeons & Dragons」|「Wizardry」|「ソーサリアン」|「FINAL FANTASY IV」|「Detroit: Become Human」|「東亰ザナドゥ」|「イース セルセタの樹海」|「十三機兵防衛圏」|

インタビュー:日本ファルコム

異種協働で生まれる「手触りの良い」ゲーム 40年かけて培った日本ファルコムのUIデザイン手法

コラム:リアルタイムゲームと非リアルタイムゲームのUI画面設計

文:三宅陽一郎

【Chapter 2】2Dから3Dへの変化 ミニマップの利用

「メタルギア2 ソリッド スネーク」/「メタルギア ソリッド」|「スーパーマリオワールド」/「スーパーマリオ64」|「FINAL FANTASY VI」/「FINAL FANTASY VII」|「世界樹の迷宮」|

コラム:ゲームにおける地図のデザイン

文:三宅陽一郎

【Chapter 3】3D以降の進化 オープンワールドゲームとスマートフォンゲームの台頭

「グランド・セフト・オートIII」|「Ghost of Tsushima」|「あつまれどうぶつの森」|「Fate/Grand Order」|「トロとパズル~どこでもいっしょ~」|「ウマ娘 プリティーダービー」|

インタビュー:ビサイド

遊び心の設計 ハードウェアの制約を乗り越えるUIデザイン

コラム:人工知能の用いるマップ

文:三宅陽一郎

【Chapter 4】現実を舞台とするゲーム リアルとデジタルの融合する都市

「Ingress」|「Pokemon Go」

インタビュー:Niantic

ゲーム世界と現実世界をつなぐ 「場所の力」を活かすNianticのUIデザイン

コラム:アーケードゲームのUI画面設計

文:三宅陽一郎