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ウエストンの幻のアーケードゲーム「時計じかけのアクワリオ」復活
「ワンダーボーイ」、「モンスターワールド」の西澤龍一氏がデザイン
2021年8月2日 11:35
- 【時計じかけのアクワリオ】
- 発売日・価格未定
ドイツのStrictly Limited GamesとININ Gamesは、プレイステーション 4/Nintendo Switch向けアクションゲーム「時計じかけのアクワリオ」を発売する。発売日・価格未定。
「時計じかけのアクワリオ」は、「ワンダーボーイ」、「モンスターワールド」シリーズを手がけたウエストン ビット エンタテインメントにより1992年にアーケードゲームとしてリリース予定だった。本作は当時のセガのアーケードゲーム向け基板「システム18」の限界に挑戦すべく企画されたアクションゲームだったが、対戦格闘や3Dゲームのブームの中、開発中止になってしまった。
今回の発売はStrictly Limited Gamesが開発中止になってしまっていた「時計じかけのアクワリオ」を探しだし、ゲームを復活させるためのプロジェクトをスタート。ININ GAMESとデジタルリリースの契約を結びパブリッシングを行なう。詳細情報は今後公開されるという。
ウエストンの共同設立者でもあり、本作をデザインした西澤龍一氏は「時計じかけのアクワリオ」復活に際し、「このゲームを復元するために尽力していただいた方々に、心から敬意と感謝の気持ちを伝えたいです。この作品はあの当時のドット絵職人が精魂をこめて描きあげた2Dアートの塊といっても過言ではないと思います。そんなところにも注目して楽しんでもらえたら嬉しいですね」。とコメントしている。