「モンスターファーム」、7月24日で24周年！

　テクモ（現：コーエーテクモゲームス）の育成シミュレーション「モンスターファーム」は、本日7月24日で発売より24周年を迎えた。

　「モンスターファーム」は1997年7月24日、プレイステーション向けに発売されたタイトル。恐竜のような「ディノ」や犬のような「ライガー」をはじめ、一つ目の「スエゾー」や名前そのままゲル状の「ゲル」、岩の巨人「ゴーレム」、仮面とマントが宙に浮いた姿の「ガリ」など、一風変わったモンスターを育成しつつ大会を勝ち抜き、最高位のブリーダー「名人」の座を目指していくというタイトルだ。

　育成したモンスターを合体させて世代を重ねることで強化していく、というじっくり楽しめる育成システムはもとより、モンスターを「CD（＝円盤石）」から再生するという独自のシステムも本作のポイント。高速で大量のモンスターを再生するため、PS本体に備えられたディスク回転用のボタンを直接押してトレイの開閉を省く、という不思議なテクニックが編み出されたり、レアモンスターの再生情報に基づいてレンタルショップやCDショップに走るブリーダーが多発したのも印象的だった。

　シリーズとしてはナンバリング作品の「モンスターファーム5 サーカスキャラバン」までが発売されたほか、バトルシステムをカードゲームに落とし込んだ「モンスターファームバトルカード」シリーズ、オンラインタイトルとして「モンスターファームオンライン」、「モンスターファームラグーン」など多数のスピンオフタイトルが展開された。なお、「モンスターファーム」及び「モンスターファーム2」は当時のバグや不具合を一部修正、”CDをデータベースから選択する”ことでモンスターを再生する形へと変更を行ない、Android/iOS/Nintendo Switch向けに移植が行なわれている。

※画像は移植版「モンスターファーム」のもの