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「チェインクロニクル」8周年おめでとう!8th Anniversary ユグド祭 2021」開催

「ソードアート・オンライン」とのコラボや、義勇軍本部をカスタマイズできる新システム導入などを発表

7月18日 発表

 セガは、Android/iOS用マルチ・チェインシナリオRPG「チェインクロニクル 第4部 ―新世界の呼び声―」(以下「チェンクロ」)の8周年を記念したオンラインイベント「8th Anniversary ユグド祭 2021」を7月18日に開催した。

 イベントではメインストーリーの最新情報として「遊戯の世界」の詳細が公開となったほか、「ソードアート・オンライン」との最新コラボ情報、義勇軍本部のインテリアをカスタマイズできる大型アップデートの発表など、大きな発表が相次いだ。

 また総合ディレクターの松永 純氏から“8大発表”の中の「7.5」として、同氏が新作タイトルを制作中である旨が発表された。

 松永氏は「3年くらい前からスタッフが成長してきて(「チェンクロ」の)熱い物語を作れるようになってきた。そうやって自分の時間が取れる中で、私が新作RPGの制作を進めている」とコメント。

 ゲーム内容については、「チェンクロ」と全く違うシステムで違うゲームだが、ジャンル的には「ストーリーRPG」となるという。新作タイトルについては、「新しいと思ってもらうゲームにチャレンジしている」と語り、内容は「チェンクロ」と全く違うが、「ユーザーは、こういうゲームを待っているのではないか?」と考えながら作っているという。

 チャレンジ精神で制作されているなど、ゲーム制作の根幹としての想いが「チェンクロ」と通じるものがあることもあり、タイトルには「クロニクル」が使用されるという。松永氏曰く「『クロニクル』シリーズの弟分」と表現した。

 一方で「チェンクロ」の今後についても言及。「『チェンクロ』は1,000万人くらいの人が楽しんでいる」と語り、「『チェンクロ』は終わらない。10年に向かって進んでいく」と熱く語った。すでに脚本家と次の次の次のエピソードの制作などにも取りかかっており、改めて「心配しないで楽しんで欲しい」とファンに語りかけ、「『チェンクロ』でしかできないことがある、それをやっていきたい」と今後の展望を述べた。

【「チェインクロニクル」8th Anniversary ユグド祭 2021】

□「チェインクロニクル」8周年特設サイト
https://chronicle.sega-net.com/8th_chain/

「ソードアート・オンライン」とのコラボレーションが決定!

 アンケートを取る毎に1位となっていたタイトルとして、「ソードアート・オンライン」とのコラボレーションが決定した。松永氏曰く「念願」ということで、「8周年にふさわしい」コラボとなるようだ。鋭意開発中という事で、現状ではここまでの発表となった。

メインストーリー「遊戯の世界」の詳細が明らかに!

 「チェインクロニクル 第4部 -新世界の呼び声-」のメインストーリー「遊戯の世界篇」の詳細が発表となった。「遊戯の世界」は7月20日に開始となる。

 物語は、子供達の大量行方不明という異変をきっかけに動き始める。義勇軍が万象鏡の中に見たのは、子供達の夢に現われたのと同じ遊園地……「遊戯の世界」だった。

 番組では共に旅する仲間としてメルティオール(CV:石田 彰)、マリナ(CV:佐倉綾音)、エシャル(CV:大橋彩香)、バルクス(CV:稲田 徹)、ラナ(CV:田村ゆかり)、フーコ(CV:小岩井ことり)、アリエッタ(CV:内田真礼)、カティア(CV:内田真礼)、ムジカ(CV:佐倉綾音)、リーニャ(CV:内田真礼)、シャーロット(CV:内田 彩)らが登場。物語を紡いでいく。

 「新世界フェス」の第1弾はメルティオールとフーコで、7月20日から開始となる。第2弾はマリナとバルクスで7月23日開始となる。

メルティオールの背景にあるのはジェットコースター。稲田さんは「スチームパンク感がある」と表現
バルクスは、あまり変わらないデザイン。松永氏曰く「遊園地のマスコットそのまま」と語りながら、「どのように物語にからんでくるのかこうご期待」とした

義勇軍本部が大きく変わる? 大型アップデートで「インテリア」が登場

 ここのところヘリオスとニーナが「義勇軍本部」を改修をしていたが、遂に義勇軍本部を本格的にコーディネートすることができるようになる。新たに追加されたのは、義勇軍本部を「インテリアでコーディネートできる機能。「インテリア」というアイテムを義勇軍本部に設置し、本部を自由にコーディネートすることができる。本棚やベンチといった「インテリア」は、アセスが管理する「インテリアショップ」で、「インテリアコイン」と引き換え入手することができる。

 「インテリアコイン」は、曜日クエストや本部で毎日入手することができるほか、ユグド各地に追加されるフリークエストや、年代記の塔でも入手することができる。また、「絆の大出撃」で“S”以上の評価だと入手できることがある。

 「インテリア」を購入してコーディネートすることで、「本部 Rank」を上げていくことができる。「本部 Rank」が上がると、ハートアピールの効果や毎日もらえる「インテリアコイン」の枚数が増加する。さらに一定Rank到達で、精霊石やガチャコインなどのアイテムをもらうことができる。

 インテリアのアップデートは7月30日に行なわれる予定。アップデート後も「インテリア」の追加が随時行なわれる。

なんと、わざわざこの機能のためのシナリオも用意されている

 新たな「ちぇんらじミッション」が始動した。「インテリア」が導入されることから、今回はみんなで「インテリア」を作るという内容になる。

「ちぇんらじミッション」の武器デザインが完成!

 2020年の夏に「ちぇんらじ」出演陣によって考案された「ちぇんらじミッション」の武器デザインが遂に完成し、公開となった。9月の上旬頃に登場予定となっている。

 7月30日より、新たな異変クエストが追加される予定。

 7月26日より毎日1つずつ合計8つのキャンペーンクエストが登場する。

 1つめは、7月26日に公開されるキャンペーンクエストをクリアすることで、SSR限界突破アルカナがプレゼントされる。2つめは7月27日に公開されるキャンペーンクエストクリアで精霊石80個がプレゼントされる。3つめと4つめは、7月28日と29日に公開されるキャンペーンクエストをクリアすることで、レジェンドキャラクターが確定するガチャを引ける「キャンペーンチケット」がそれぞれプレゼントされる(両方クリアすることで2枚もらうことができる)。

 5つめは7月30日に公開されるクエストをクリアされることで「キバ鮭の丸焼き」が8本プレゼント。7月31日に公開されるクエストをクリアされることで「謎の肉の缶詰」が8個プレゼント。8月1日に公開されるクエストクリアでガチャコイン800枚、8月2日に公開されるクエストクリアで8,000,000ゴールドがそれぞれプレゼントされる。

ガチャやログインボーナスなど現在開催されているキャンペーンなどを改めて紹介

 8周年を記念し、最大176連無料ガチャが開催されている。毎日“無料10連+1連”の特別イベントガチャを引くことができる。期間は7月14日から7月29日23時59分まで。そして「【復刻】新世界フェス」が7月20日まで、8周年記念「レジェンドフェス<年代記>セレクション」も7月23日までそれぞれ開催されている。

 この他にも、毎日ガチャコインがもらえるログインボーナスも8月5日まで開催されている。

毎年恒例のキャラクター人気投票、今年の結果は如何に?

 毎年開催されているキャラクター人気投票だが、今回は「新世界に登場したキャラクター」、「新世界に登場して欲しいキャラクター」の2項目で実施された。

 まず最初に「新世界に登場したキャラクター」では、5位がロレッタ、4位がデルフィーナ、3位がキララネと続き、2位が主人公、そして栄えある1位は人気の高いリヴェラとなった。ちなみに出演者もコメントしていたが、デルフィーナがかなりの人気者であるため、4位であることは意外だったようだ。

 「新世界に登場して欲しいキャラクター」については、100位から発表。こちらの上位陣の内容は、5位が黒騎士、4位がヴェルナー、3位がアマツ、2位がヨシツグ、そして1位がシュザとなった。九領のキャラクターの強さが感じられた結果となった。

8周年を迎えたプレーヤーのデータも一挙公開!

 8周年を迎え、6月30日までのデータを集計した結果が公開となった。異変クエストが解決された回数は、1,253,744回で、最も解決したプレーヤーは「alice」さんで374回。

異変クエストの解決数は、1,253,744回!

 一方、総プレゼント回数は18,513,011回で、ギルドサンドや聖印ピッツァなど、各項目において上位となった送ったプレーヤーの内容も明らかとなった。

総プレゼント回数は18,513,011回
「キバ鮭の丸焼き」を最もプレゼントされたキャラクターはゼルダで、5,795本
「謎の肉の缶詰」を最もプレゼントされたキャラクターは、カラブで3,755個もプレゼントされている

 続いて公開されたのは「年代記の塔」のクリア者数推移。第10階層は4,251人と一定数がクリアしているが、第11階層でがくんとクリア者が減り565人となっている。第11階層がプレーヤーにとって大きな壁となっている。

今年のキーワードは8周年! みんなで作るパンフレットの一部を公開

 「8th Anniversary ユグド祭 2021」のキーワードは「みんなでつくる!」ということで、発売されたパンフレットにも、プレーヤーの声が多数収められている。収録内容は、総合ディレクターの松永 純氏の「8周年のご挨拶」に始まり、2020年より2021年にかけての「義勇軍本部活動記録」、「第4部」の世界観やストーリー解説、8周年記念お祝いギャラリーや特別コメントなどが収められている。

 誌面には許す限りアンケートで募集されたコメントが掲載されており、非常にボリュームのある濃い内容となっている。

 この他にも8周年記念グッズ情報として、プリロールのケーキやマカロンの紹介をはじめ、第4部のグッズの一部が紹介された。

今年の番組内スペシャル企画は、みんなであそぶ!「スペシャルゲーム企画」

 毎回周年イベントでは最新技術を駆使したイベントが行なわれるが、今年のイベントは「絆の大狩猟戦」だ。隊長がガチャコインを集めるスペシャルアクションゲームが登場。番組中に出演者がこれをプレイするのだが、ツイッターやYouTubeのファンのコメント投稿を利用し戦っている隊長を応援することで、ファンのみんなでガチャコインを集めていく。

 メッセージは、ゲーム内で足場になったり、アイテムを出現させたり、敵となって登場したりといった役割も果たしていた。さらに「#チェンクロ8周年」でツイートすると、ゲーム最後のボーナスタイムが増加。プレーヤーにとっては有利となる。

 この番組内イベント「絆の大狩猟戦」で獲得したガチャコインは、7月下旬以降にプレーヤーに配布となる。