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PC版「World of Tanks」大型アップデート「1.13」を実施

新モードやHE弾の新メカニズムなどが登場

6月22日 実施

 Wargamingは、PC版戦車アクション「World of Tanks」において、大型アップデート「1.13」を実施する。

 今回のアップデート「1.13」では、HE弾や対自走砲の新メカニズムの大幅な改良に加え、新モードや待望のバトルパス シーズンV等、多くが実装される内容となっている。

【【WoT】アップデート1.13:新モードとバランス調整】

対自走砲用の新メカニズム

 今回アップデートでは、3つの戦術的メカニズムが使用できるようになる。これは自走砲に対抗するための新しい機能で、「World of Tanks」の開始以来、自走砲にとっては大きな変化となる。

 「音響探知」は、自車輌が砲撃からダメージを被りうる危険エリアにいると、インジケーターを介して警告する機能。また、「自走砲の弾道」がこれまでよりもはっきり表示され、相手の位置を知ることができるようになる。そして、自走砲の砲弾が弾着すると、「弾着マーカー」がその地点で10秒間に渡ってミニマップ上に表示される。

自走砲が使用できる砲弾の変更

 今回、自走砲の砲弾がアップデートされた。具体的には、3種類(通常HE弾、代替HE弾、戦術AP弾)の砲弾を使い分けることができる。従来のメカニズムとは異なり、どの砲弾も攻撃性能、弾道、そして弾速が異なり、戦況に応じた切り替えが必要になる。

HE弾の新メカニズム

 新メカニズムでは、主装甲に命中したが貫通できなかったHE弾のダメージは、爆発半径ではなく命中箇所を基準に計算される。そして、HE弾が履帯、追加装甲、あるいは装輪車輌の車輪に命中した場合、貫通力が十分であれば爆発せずに貫通する。フェンスや脆い建造物などマップ上の破壊可能なオブジェクトも同様に貫通できる。また、HE弾を多用する車輌には性能に変更が加えられる。

マップ「ミンスク」のバランス調整

 マップ「ミンスク」の改良が行なわれる。すでに確認されているバランス上の問題に対処し、戦闘の興奮度を高めるため、視覚的にも様々な変更が加えられる。

新モード「先行偵察ミッション」

 今回アップデートでは、新モード「先行偵察ミッション」が登場する。このモードでは、すでに開発の最終段階にある新マップで、実際に戦闘することができる。

「バトルパス」シーズンVについて

 好評のイベント「バトルパス」シーズンVの準備が進行中。今シーズンもたくさんのステージとチャプターで構成され開催される。

車輌バランス調整

 今回も様々な車輌に性能調整が行なわれる。3輌のプレミアム軽戦車、中国Tier VIII軽戦車「M41D」、イギリスTier VIII軽戦車「FV1066 SENLAC」、アメリカTier VIII軽戦車「T92」をはじめ、ソ連Tier VIII駆逐戦車「ISU-130」や、これまでグローバルマップモードの報酬車輌として登場した多くの車輌にも性能調整が行なわれる。