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「サクナヒメ」と「牧場物語」が絶好調! マーベラスが2020年度決算を発表

「サクナヒメ」の世界累計出荷本数は95万本を突破!

5月12日 発表

 マーベラスは5月12日、2021年3月期の決算資料を公開した。

 決算発表を見ると全体の売上高は255億円で、前期と比較すると100.6%とほぼ横ばいの数値となった。一方で営業利益は44億円で前期比180.2%と好調な数字を記録した。その中でもコンシューマー事業が数値を伸ばしており、売上高は144億円で前期比127%、セグメント利益は41億円で前期比205%という結果を残した。

 2020年11月に発売された「天穂のサクナヒメ」に加えシリーズ最新作「牧場物語 オリーブタウンと希望の大地」が売上を伸ばし大幅な増収増益を達成した。「サクナヒメ」は世界累計出荷本数は95万本を突破するなど、インディー作品として開発された作品でかつ新規IPであるにも関わらず、記録的な売上をマークしている。

 なお、オンライン事業も好調でセグメント利益は499%を記録。長期に渡って運営しているタイトルが引き続き好調で前期における不採用タイトルを整理したことで利益率が向上したと発表した。音楽映像事業などが厳しい状況にある中、ゲーム関連事業が良い結果を残したかたちとなった。