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サイバーエージェント、「ウマ娘」などの影響でゲーム事業の売上高が“ぶっちぎり”で過去最高に

「ウマ娘」は育成シナリオの実装など今後の予定にも言及

4月28日 発表

 サイバーエージェントは4月28日、2021年9月期 第2四半期決算を発表した。

 2021年Q2はゲーム事業と広告事業が好調に推移し、見通しが上方修正されることになった。売上高は1,634億円になり前年の同期と比較すると26.6%の増加。営業利益も258億円で同じく2.1倍になった。

 サイバーエージェントはCygamesやアプリボットを子会社として有する企業で、Cygamesより「ウマ娘 プリティーダービー」、アプリボットより「NieR Re[in]carnation」が2月にリリースされたほか、「グランブルーファンタジー」と「プリンセスコネクト!Re:Dive」、「「バンドリ! ガールズバンドパーティ!」」の周年イベントが行なわれたこともあり、売上高は過去最高の639億円になり、前年同期比は42.7%増加。営業利益は232億円を記録し、前年同期比較122.3%の増加となった。

 「ウマ娘」に関してはリリースより約1.5カ月で500万ダウンロードを突破し、ロングランヒットを目指すとしている。具体的には育成シナリオの実装やフレンド機能の拡張といったゲーム機能の拡充に加え、韓国語版や簡体字版などの海外展開も視野に入れている。さらにライブイベントの実施やメディアおよびCDを始めとするグッズの販売も予定しているとした。

 新規タイトルとしては「約束のネバーランド~狩庭からの脱走~」や「D_CIDE TRAUMEREI」、「FINAL FANTASY VII EVER CRISIS」などのリリースも控えている。