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ほぼ100%対応! SIE、PS5の圧倒的な後方互換機能を改めて解説
2020年10月10日 09:49
- 11月12日発売
- 価格:
- 49,980円(税別、PS5)
- 39,980円(税別、Digital Edition)
ソニー・インタラクティブエンタテインメントは、11月12日に発売を予定している新型ゲームコンソール プレイステーション 5の後方互換機能について、99%以上のPS4タイトルの後方互換に対応することを明らかにした。
今回の発表は、PlayStation Blogにおいて、コミュニティから寄せられた質問への回答から明らかになったもの。
それによれば4,000以上のPS4タイトルの99%以上が発売日の段階からPS5でプレイできるという。「The Last of US Part II」や「Ghost of Tsushima」といったPS4でしか体験できないエクスクルーシブタイトルから、サードパーティーのヒット作まで、PS4初期から現在まであらゆる世代をカバーする。
肝心のセーブデータについてもクラウドやUSBストレージを介して、PS5に移行することができる。「Marvel’s Spider-Man: Miles Morales」および「リビッツ! ビッグ・アドベンチャー」については、PS5で自動的にセーブデータも移行されるという。
この後方互換機能は、PS5のモデルによってアクセス方法が変わってくる。具体的には、PS5通常モデルは、ディスク版、ダウンロード版の両方がプレイできるが、PS5デジタルエディションは、ディスクドライブがないため、ディスク版がプレイできない。このため、手持ちのディスク版PS4タイトルをPS5でもそのまま遊びたいという場合は、PS5通常モデルを選択する必要がある。
また後方互換に対応したPS4タイトルをPS5でプレイする場合、そのパワーの恩恵を受けることができる。具体的には、ロード時間の短縮、フレームレートの向上、安定性の実現などとしている。さらに可変フレームレートや動的解像度に対応しているゲームでは、さらにクオリティの高いゲーム体験が可能になる場合があるという、さらに、PS5独自の付加機能の一部も使用できるが、これについては別の機会に紹介するとしている。
なお、多くのPS4タイトルはPS5で快適にプレイできるものの、逆にPS4で使用できた機能の一部がPS5で使用できない場合もあるという。
そしてPS4の強力なラインナップを構成してきたVRプラットフォーム「PlayStation VR」、クラウドサービス「PlayStation Now」、サブスクリプションサービス「PlayStation Plus」はいずれもPS5でのプレイに対応。現在のPS4のプレイ環境がそのままPS5に移行できると考えて良いようだ。
最後に、ユニークな試みとして「PS5でプレイできないPS4タイトル」も公開した。発表時点でのPS5プレイ不可のPS4タイトルは以下の通り。
・Robinson: The Journey (発売元 CRYTEK GMBH)
・Joe's Diner (発売元 United Independent Entertainment GmbH)