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世界同発で49,980円! 日本マイクロソフト、Xbox Series X、Xbox Series Sの日本展開を発表
2020年9月10日 13:16
- 11月10日発売予定
- 価格:
- 49,980円(Xbox Series X)
- 32,980円(Xbox Series S)
日本マイクロソフトは、Xbox Series XおよびXbox Series Sについて、日本でも海外と同日の11月10日に発売すると発表した。価格はXbox Series Xが49,980円(税別)、Xbox Series Sが32,980円(税別)。
日本マイクロソフトは、Xbox Wireの発表に基づき抄訳を公開したが、その中に日本展開に関する情報も含まれていた。Xboxは、近年かなり攻めた価格設定をするようになっているが、Xbox Series Xを49,980円(税別)としたのはかなり思い切った価格設定だ。また、先日発表されたばかりの姉妹モデルXbox Series Sも同時発売で、こちらは32,980円(税別)と、こちらも次世代機としてはかなり値頃感のある設定となっている。
日本向けの内容は、世界同時となる11月10日にXbox Series XおよびXbox Series Sを日本でも発売すること。9月25日より予約受付を開始すること。そしてXbox All Accessおよびクラウドゲーミングの日本展開時期は未定としていることの3点。
Microsoftの発表では、日本に関する言及がなかったため、世界同時発売にやや暗雲が立ちこめたが、ふたを開けてみれば、事前の約束通り、世界同時発売だった。Microsoftは、原則としてグローバルで単一のサービスを提供するため、特記事項が無い限り、この抄訳通りの内容が日本でも提供される。
つまり、日本でもEA PlayがXbox Game Passに加わり、Xbox Game Passユーザーなら追加料金無しで、「バトルフィールド」シリーズや「FIFA」シリーズなど、エレクトロニック・アーツのタイトルが楽しめるようになる。
ちなみにEA Playは、過去にEA Access、Origin Accessと呼称していたEAの2つのサブスクリプションサービスを1つにしたもので、Xboxのほか、プレイステーション 4やSteam(PC)などで提供されている。月額518円、もしくは年額3,002円で、これがXbox Game Passユーザーの新たな特典として11月10日より利用できるようになる。
次にXbox All Accessについては、北米で展開されているXboxのハードウェア込みのサブスクリプションサービスで、今回Xbox Series Xの発表に合わせて12カ国にその対象地域が拡大されることが発表された。ただし、この中に日本は含まれておらず、現時点ではサービス開始見込みも立っていないようだ。
最後にクラウドゲーミングについては、少し補足が必要だろう。7月にMicrosoftのクラウドゲームサービス「Project xCloud」が、Xbox Game Passの最上位サービスXbox Game Pass Ultimateに統合されることが発表された。これにより、Xbox Series X/Sの世代では、PC、Xbox、スマートデバイスの3種類でプレイするプラットフォームを選択できる。このスマートデバイスでのプレイを担うのがクラウドゲーミングとなる。
日本でもProject xCloudの展開は予定されているが、今回“展開時期未定”としたことで、少なくとも11月10日の時点では、Xbox Series X世代のタイトルは、XboxかPCのいずれかで楽しむようになる見込みだ。