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食事を頼んでザクII出撃。圧倒的物量でガンダムを倒すジオンに乾杯!

「GUNDAM Café TOKYO BRAND CORE」体験レポート・ジオン公国軍「勝利の宴」編

【GUNDAM Café TOKYO BRAND CORE】

7月31日 オープン

 BANDAI SPIRITSが東京・秋葉原に展開するガンダムカフェが、本日7月31日13時より体験型エンターテインメントレストラン施設「GUNDAM Café TOKYO BRAND CORE」としてオープンする。本稿では施設の一角である体験型レストラン「Zeon’s Diner TOKYO」を一足先に体験したレポートをお送りする。名前の通り、ザビ家の面々と共に食事をしながらガンダムと戦ったりできるレストランだ。

 秋葉原の元祖ガンダムカフェ「GUNDAM Café秋葉原店」は3月下旬から改装工事のため一時閉店となっていた。今回新しくグランドオープンとなる「GUNDAM Café TOKYO BRAND CORE」は、体験型エンターテインメントレストラン施設として生まれ変わった。施設内は大きく以下の4区画に分けられる。


    ・Zeon’s Diner TOKYO
    ジオン公国風の内装にプロジェクション搭載のテーブルでガンダムとの戦いが楽しめる体験型レストラン
    ・レストランエリア
    艦内を模した大型スクリーンでディナーショー「G Dimensions EX Dinner Show」が楽しめるレストラン
    ・fortuneLatte Cafe
    300通りを越えるモビルスーツやキャラクターのラテアートが楽しめるテイクアウトドリンクショップ
    ・グッズショップ
    約360点のアイテムを販売。ラインナップはお台場のガンダムベースと同様だが一部限定アイテムもある

「Zeon’s Diner TOKYO」

 本稿で紹介する「Zeon’s Diner TOKYO」は、ジオン公国の勝利の宴をイメージしたレストランだ。各所にザビ家の肖像が飾られ、内装はジオン一色というもの。ザビ家の面々をイメージした料理と、モビルススーツのカラーリングをイメージしたハイボールなどのメニューが用意される。なお、入店は当面の間予約制となる。

入り口には約170cm大のシャア専用ザクIIが立ち出迎えてくれる
ジオン公国の雰囲気漂う店内に入ってすぐに飛び込んでくるのはモビルスーツが展開した大型テーブル

ジオン公国軍「勝利の宴」

 目玉となるのはフロア中央に鎮座する大型テーブル。天板がプロジェクション内蔵となっており、絶えずアニメーションしている。食事がサーブされるとジオン軍のモビルスーツが出撃し、十分な数のモビルスーツが出撃すると、ガンダムとの戦いが繰り広げられるという戦闘シミュレーションを演出している。

 テーブルでは卓上に置かれた物体の読み取りを行なっており、料理が載せられた皿が置かれるとその形状に合わせてモビルスーツがランダムに出撃。ザクIIやドム、ギャンといった定番モビルスーツから、ジオングやゾックなどの大型機も登場する。すべて3Dグラフィックで表現されており、ジオングなどスカート内部のバーニアまでじっくりと観察できるのは珍しい。

ジオンのモビルスーツが勢揃い。枠で区切られた各シートごとに、置かれた皿の枚数で出撃するモビルスーツの数が決まっている。宇宙空間だがゾック、アッガイ、ゴッグとジオン水泳部の皆さんも元気に動き回る様子が確認できた
テーブル中央にガンダムが登場。我が軍の圧倒的な物量によりすぐに押しつぶされてしまうので、登場の際には注目して欲しい
円卓のすぐそばに飾られているのはギレン・ザビの肖像画。ここでしか見られない安彦良和氏の描き下ろしイラストだ。

 なお、ここでのガンダムとの戦闘シミュレーションは必ずジオン公国軍が勝利する。ガンダムの撃破をもって乾杯。勝利の宴となるわけだ。

宴のメニュー。それぞれザビ家の料理となっており、例えば左手前の皿は「キシリア・ザビ『グラナダ』国家機密を優先させるオムライス」

赤い彗星と一杯

 フロア中央で「勝利の宴」が催される一方、フロア奥には見たことのある後ろ姿が。ご存じ赤い彗星ことシャア・アズナブルだ。これは、TVアニメ「機動戦士ガンダム」第12話「ジオンの脅威」にて、シャアが素性を隠しながらバーで酒を飲み、放送されるガルマ・ザビの国葬を前に「坊やだからさ」とつぶやくシーンを再現したものとなる。

すぐ後ろで「勝利の宴」を打ち上げている一方ちょっと哀愁漂う一角

 雰囲気ばっちりのシャアはプロポーションを忠実に再現したマネキン。ななめ後方からシャアを映すとちょうどガルマ・ザビの肖像が画角に入る設計となっており、メモリアルコーナーとして劇中の名シーンが蘇る。隣で一杯酌み交わすこともできる。

店内には多数の肖像画が展示。ARゲームも

 店内には円卓とバーのほかに全4卓のボックス席もある。時間の関係で今回は体験できなかったが、ARゲームを楽しめるようだ。各テーブルには、もちろん肖像画が飾られている。

ボックス席は各テーブルごとに異なる肖像画が飾られている
ボックス席に展示されていたARゲーム
シャアとザビ家を描いた肖像画
ザビ家集合の肖像画
ドズルとキシリアの肖像画

 以上、「GUNDAM Café TOKYO BRAND CORE」の1エリアである「Zeon’s Diner TOKYO」の模様をレポートした。艦内での食事の雰囲気を楽しめるレストランエリアと、特製ラテアートが提供される「fortuneLatte Cafe」についても別稿にて紹介する。合わせてご確認いただきたい。