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「闘神祭 2020~World Championship of ARCADE~」の開催中止が決定

現時点で未開催の店舗予選、エリア決勝及び FINAL ROUND(決勝大会)

6月5日 発表

 タイトーとNTTe-Sportsは、新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から、「闘神祭 2020~World Championship of ARCADE~」(以下、「闘神祭 2020」)の開催中止を決定した。

 「闘神祭 2020」は、国内最大級のアーケード版e-sports大会「闘神祭」の第5回大会。現時点で未開催の店舗予選、エリア決勝及び FINAL ROUND(決勝大会)の開催が中止される。

 タイトーは、アーケードゲームでe-sportsを行なうことを「e-ARCADE SPORTS」と位置づけ、ゲームセンターでしか味わうことのできないプレイ体験を伝え、1人でも多くの人にゲームセンターへ足を運んでもらうきっかけづくりとして、本大会を実施してきた。

 現時点で店舗再開の目途が立っていない地域があることや、来場選手や来場者、各店舗関係者並びに関係するスタッフそれぞれに対応した感染防止対策を講じなければならないこと、多数の参加者が県をまたいで参加すること等の課題について関係各所及びスタッフ一同で協議を重ねた結果、本大会に関わる全ての方々の健康面・安全面への影響を最大限に考慮し、今年の開催を断念せざるをえないと判断したとのことだ。なお、4月配信が予定されていた闘神祭テーマソング「RDY」も、開催中止に伴い配信延期となっている。

【中止となる予選・エリア決勝及びFINAL ROUND】

3月27日以降のすべての店舗予選・エリア決勝
8月8日・9日に予定していたFINAL ROUND

 詳細は、闘神祭オフィシャルサイトに掲載されている。また、同時開催が予定されていた「第18回クーペレーションカップ」、「2020 プレクーペレーションカップ」については再延期が決定している。詳細はこちら

今後の展開を語る動画が公開

 大会中止に際し、闘神祭プロデューサー 椎木庄平氏、NTTe-Sports 副社長 影澤潤一氏、本大会のコーディネーターとして参加するユニバーサルグラビティーの松田泰明氏が現在の思いと今後の展開を語る動画が公開されている。

【※闘神祭2020※本大会中止と今後の展開についてお話します。】

【タイトーのコメント】

 本大会予選へご参加いただいた選手の皆様並びに、大会運営をサポートいただいた関係者の皆様、FINAL ROUND(決勝大会)の観戦を楽しみにしていただいていたお客様、ご取材や記事掲載を通して大会を盛り上げていただいたメディアの皆様には、ここまでのご支援に感謝申し上げるとともに、ご迷惑をおかけすることを深くお詫び申し上げます。

 新型コロナウイルス感染症が1日も早く収束し、来年こそは皆様と一緒にあの熱狂を再び実現できることを信じて引き続き準備を行なってまいります。最後となりましたが、この度の新型コロナウイルス感染症によりお亡くなりになられた方々へ哀悼の意を表し、罹患された方々には心よりお見舞い申し上げます。また、最前線で医療に携わる全ての方々に深く感謝申し上げます。