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「あつ森」の販売本数は1,177万本! 任天堂、2020年3月期の決算短信を発表

5月7日 発表

 任天堂は、2020年3月期の決算短信を発表した。

 資料によれば、今期(2019年4月~2020年3月)発売のソフトウェアにおいて「ポケットモンスター ソード・シールド」は1,737万本を記録する大ヒットとなったほか、「あつまれ どうぶつの森」は1,177万本を記録する過去最大の滑り出しとなったという。このほか「ルイージマンション3」や「スーパーマリオメーカー 2」や発売済みのタイトルも好調に販売を伸ばし、今期のミリオンセラータイトル数はサードパーティを含めて27タイトルとなったことを報告した。

ポケットモンスター ソード・シールド
あつまれ どうぶつの森

 また、本体に関してはNintendo Switch Liteの発売や、Nintendo Switchの好調な推移により、ハードウェアの販売台数は2,103万台(前期比24.0%増)、ソフトウェアの販売本数は1億6,872万本(前期比42.3%増)。さらにダウンロード専用ソフトや追加コンテンツの売上も好調で、デジタルの売上高は2,041億円(前期比71.8%増)、加えてモバイルビジネスにおいても「マリオカート ツアー」などにより、モバイル・IP関連収入などの売上高は512億円(前期比11.5%増)となった。これらを受け、売上高は1兆3,085億円(うち、海外売上高1兆73億円、海外売上高比率77.0%)、営業利益は3,523億円、経常利益は3,604億円、親会社株主に帰属する当期純利益は2,586億円となった。

 なお、新型コロナウイルス感染症の影響により、Nintendo Switch本体及びJoy-Conなどの周辺機器や「リングフィット アドベンチャー」の生産・出荷の遅延が一部地域で生じたものの、業績の影響は限定的であったという。