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会場だけの極秘情報も飛び出した!「D×2 真・女神転生リベレーション」ファンミーティングレポート

リリース2周年を迎えた、「D2メガテン」ファンのためのリアルイベントが開催!

2月16日 発表

 セガゲームスは、Android/iOS用RPG「D×2 真・女神転生リベレーション(以下、「D2メガテン」)」のファンミーティングイベントを2月16日に都内で開催した。

 会場では「D2メガテン」限定グッズがもらえるリアルガチャや、「マサカド」と「アスラおう」のフォトスポットが用意されており、大いに賑わいを見せていた。イベントで発表された最新情報に関しては別稿で詳しく紹介しているのでそちらをチェックしていただき、本稿では開発者による座談会など、会場で行われたイベントの内容についてお届けしよう。

会場にはたくさんのファンが駆けつけた
限定グッズが当たるリアルガチャ
人気悪魔と写真が撮れるフォトスポット

開発裏話あり、タイムアタックイベントあり、会場はファンの興奮に包まれた!

 この日のイベントは、なんとビンゴ大会から始まるという異例のスタート。ビンゴの賞品として、リアルガチャに挑戦できるコインがもらえた。

 リアルガチャでもらえるグッズなのだが、そのラインナップがかなり豪華。アーキタイプがプリントされたTシャツや、“D×2”のマークがプリントされた充電器など、ファンなら喉から手が出るほど欲しいアイテムばかり。

 ビンゴマシンがうまく動かなかったりなどのハプニングがありつつも、笑いに包まれたビンゴ大会であった

会場にはたくさんのファンが駆けつけた
限定グッズが当たるリアルガチャ

 新たなD×2、コラボイベントなどの最新情報が発表され、熱気が上がった所で、会場限定の極秘開発情報がお披露目された。このコーナーは残念ながら撮影NGだったので、ざっくりと内容を紹介しよう。

 タイトル画面の没案や、第二部から登場した新キャラクターのラフデザイン、先日行なわれたイベントアウラゲートの開発中の画面など、貴重な開発画面が次々と飛び出した。その中でももっとも熱かったのは、この日発表された新種族「凶鳥」の3Dモデルのチラ見せだ。凶鳥悪魔が3Dとなって動く姿に、会場が大きな歓声に包まれた。

会場で見られた凶鳥の3Dモデルは、シルエットで公開された“あの悪魔”であった

 ファンミーティングイベントということもあり、ユーザーからの質問に開発陣が答える座談会も行なわれた。クジ引き形式で、箱の中から質問が書かれた紙を引いて答えていく。

 初めはピンポイントな内容で、「魔獣 ケットシーはいつ実装されますか?」という質問。本作のプロデュサーである田邊氏は、「悪魔の実装についてはたくさんご意見いただいているのですが、悪魔の実装スケジュールは1年分くらいは既に決まっていたりします。ですが、要望の声が多いものには、実装の優先度を上げようというのはあります」とコメント。

事前に募集した質問から選んでいく
プロデューサーの田邊氏

 「人気のある高グレード悪魔が出揃ってきたが、今後追加する悪魔が先細りしてしまいませんか?」という心配の声に、「開発の都合上、出したいものも泣く泣く遅らせている状態なので、まだ2~3年は心配はないです」と、力強く答える田邊P。

 中には、「バロン、アマテラス、アナンタの思念融合パネル3解放の効果が弱いのですが、再強化する予定はありますか?」というマニアックな質問も。これについて、「使い方によって強い弱いが変わってくると思いますが、今のスペックのままだとずーっと残念なままという悪魔は優先的に再調整していきますが、今挙げられた3体の悪魔についてはそれほど優先度は高くはないです」とのこと。

 「烙印の売却ボタンの位置が悪いのか、いざ売却しようとしたときに全部キャンセルされてしまうことがあるので位置を調節してもらいたい」という切実なお願いも届いており、これについて開発陣も「それは昨日も5回くらい起こりました」とぶっちゃけ、笑いを誘った。「開発側でも直したいという点が現状300くらいあるので、今すぐにとはいきませんが、直したいと思います」と続けた。

 このほかにも「烙印所持数の上限アップ」、「新育成コンテンツの実装」、「終末戦争でのパーティ保存」については考えているという朗報が飛び出す。それと同時に「星3以下の低ランク悪魔の強化」、「星7の烙印追加」、「レベルの上限突破」については現在考えてはいないという残念な言葉も。

 続いて、「マッカとカルマの使い道を増やす予定は?」という意見には、マッカは足りていない人もいますので考えてはいませんが、カルマは増やすのも検討中とのこと。

 去年発表された「造魔・デビルトランス」について田邊Pは、「自分が引継ぎをした時点で、造魔とデビルトランスは何も出来ていなかったんですよ。開発に半年は掛かってしまい、他の新要素などを優先的に実装していきたいので、今年は無いかなと……」と、現状を語る。

 質問はまだまだ続き、「アジトに物を置けたり、好きな悪魔を配置させられるなどの要素が追加される予定は?」という質問には、「そういった要素は何かしらを考えていまして、今年か来年の早いうちに実装できればと考えています」と期待の持てる返答。

 最後の質問は「真・女神転生1、2などの過去作とのコラボイベントを実施する予定はありますか?」という、ファンが熱望している質問について、「よく聞かれることなんですが、アトラスさんからも『メガテン』(D2メガテンはシリーズ作の位置づけ)の中で『メガテン』のコラボっていうのはおかしいので、と言われていまして。去年の10月くらいに『真・女神転生』の発売記念イベントを実施したのですが、そういった形でもっと新しい何かができればとは考えています」と答え、客席から歓声が上がった。

 イベントのラストを締めくくるのは、開発メンバーと対決するタイムアタックチャレンジ。来場者が4つのグループに分かれ、そこから代表1人を選出。オート操作でファンミーティング限定クエストのクリアタイムを競う。

 開発側3人による平均クリアタイムは1分10秒。それに対し、挑戦者側の2グループは26秒という最速タイムを記録し、開発陣を圧倒した。

 続く、会場での最速を決める個人戦では、団体戦を超える25秒という驚異のクリアタイムを叩き出す猛者も。開発側の検証では最速の限界が24秒とのことで、ほぼ同等の記録である。

 個人戦上位5名には、非売品のD2メガテンパーカーが贈呈され、終始大盛り上がりの中、ファンミーティングが終了した。