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【JAEPO 2020】斬撃でビートを刻む爽快感! アーケード向けVRアクション「BEATSABER ARCADE MACHINE」
2020年2月9日 10:07
JAEPOのセガブースでは、アーケードに増えつつあるVRタイトルを出展していた。その中には、筆者が以前から気になっていたVRリズムゲーム「BEATSABER」のアーケード版となる、「BEATSABER ARCADE MACHINE」もあった。
本作は、チェコのBeat Gamesが開発したVRリズムアクションゲーム。元々PC向けに開発されたVRタイトルだが、大ヒットを受けて、VRに適したアーケードでデビューする。アーケード版もPC/PS4版同様に、有線式のVRヘッドマウントディスプレイと、両手に専用のワイヤレスコントローラーを身に着け、ゲームをプレイする。
両手に持った赤と青のライトセイバー(風のソード)を振り回し、画面奥から迫って来る矢印が書かれたスコアブロックを、矢印の方向通りにタイミングよく剣を振ってぶった斬っていくのだ。ブロックの色も赤と青に分かれており、同じ色の剣で斬らなければならない。バサバサと斬りまくってハイスコアを目指していくという、体感アクションとリズムゲームを融合したゲームとなっている。
ノリノリでプレイしている人たちを見たら“これは自分も遊んでおかねば”と思い、今回、会場で初プレイすることができた。本作をプレイした感想などをお届けしよう。
本作は、現在ロケテストという形式で「SEGA VR AREA AKIHABARA」、「那須ハイランドパーク」、「東京ジョイポリス」の三カ所で稼動しており、1プレイで2曲、500円という料金設定になっている。すでにプレイしたことあるという方も多いだろう。
PC・PS4でも配信されており内容は基本的には同じだが、アーケード版ならではの要素として、ゲームでプレイする収録楽曲の入れ替わりが随時行われている。
固定である基本オリジナル楽曲10曲とは別に、定期的に入れ替わる楽曲枠が20用意されている。これにより、飽きることなく常に新鮮な気持ちで新しい楽曲をプレイすることができるのだ。
ついに自分の番となり、VRヘッドマウントディスプレイを装着すると、筐体のディスプレイに映し出されていたサイバー空間が目の前に広がり、否応なくテンションが上がる。
他の人のプレイを見ていたときは、筐体と繋がっているVRヘッドマウントディスプレイのケーブルが煩わしそうにも思えたのだが、実際に身に着けてみると、ケーブルに引っ張られる感じも特になく、快適に頭を動かすことができた。
ヘッドホンを装着すると外の空気が遮断され、完全にゲームの世界に入り込む。ゲームの中ではコントローラーから光の剣が伸びており、気分は銀河の騎士である。
今回の試遊では、複数の収録楽曲の中から1曲を選択してプレイができた。楽曲は本作のメインテーマでもある「Beat Saber」を選択。
難易度も選択可能で、ゲーマーとしては高い難易度を選んでカッコつけたいところだが、初プレイということもあるので、保身で一番簡単なEasyモードをプレイすることにした。
ゲームが始まってみると、Easyモードながら結構なスピードでスコアブロックが流れてくる。ブロックの色と斬る方向を瞬時に見極めて、ノリの良い音楽に合わせて剣を振ると、ブロックが豆腐のようにスパっと斬れる。視覚的に爽快なのはもちろんだが、斬るタイミングとビートサウンドが見事にシンクロしており、音でも気持ちよさが味わえるのがとても良い。
スコアブロック以外にも、障害物のブロックが流れてくることもあり、頭の傾けや、その場でしゃがんむことで回避できる。手の動きだけではなく、全身を使ったアクティブな動きが要求されるのも面白い。
筆者がプレイしたEasyモードでは、流れてくるブロックの数が少なく緩やかであったが、Expartモードをプレイしているのを見ると、とてつもない量のブロックが押し寄せていた。難易度が高ければ高いほど、絶え間なくブロックを斬っていくので、爽快感と絶頂感がぶっ続いているのだろう。
今回の試遊は1曲のプレイだったため、あっという間に終わってしまった。1プレイでは全然斬り足りなかったので、正直、まだまだプレイしたい気持ちでいっぱいだ。
現在稼動している店舗は3店舗とかなり限られているが、順次稼動店舗を増やしていくとのことだ。稼働店舗が増え、多くのゲームセンターでプレイできるのを楽しみにしている。