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日本ファルコム、「英雄伝説 創の軌跡」公式サイトを公開

「ロイド・バニングス」らのキービジュアルや関連キーワード情報を紹介

2020年夏 発売予定

価格:未定

 日本ファルコムは、ストーリーRPG「軌跡」シリーズ最新作として2020年夏に発売を予定している、プレイステーション 4用「英雄伝説 創の軌跡(はじまりのきせき)」の公式サイトを公開した。

 公式サイト公開にあわせて、本作に登場する3人の主人公の1人「ロイド・バニングス」を中心としたキャラクターやキービジュアル、関連するキーワード情報が公開されている。

【キービジュアル】

キーワード

クロスベル自治州

 エレボニア帝国、カルバード共和国という二大国の狭間に位置し、巨大貿易都市として発展を遂げた自治州。約70年もの間、二大国の圧力を受けながらも自治州として存続していたが、七耀歴1205年、帝国軍によって併合されたクロスベルは、属州として統治下に置かれることとなった。

 その後、エレボニア帝国、カルバード共和国に加え周辺諸国をも巻き込んだ“世界大戦”の停戦に伴い、クロスベルに駐留していた帝国正規軍の撤退が決定。これに反発した総督府治安部隊が市内全域を占領するという事件が発生するものの、《特務支援課》をはじめとする人々の活躍によりクロスベルの解放に成功。

 そして――七耀歴1207年。帝国の占領から2年数カ月の時を経て、アルテリア法国承認のもと、再びクロスベルの自治権が認められる「再独立調印式」を迎えることとなった。

クロスベル警察・特務支援課

 クロスベルの治安維持組織「クロスベル警察」が、遊撃士協会に対抗するため七耀歴1204年に設立した部署。当初は「市民の人気取り」だと揶揄され、市民からも軽視されていたが、クロスベルで起きた数々の難事件を解決していく中で、その存在意義が見直され、人々からも信頼を集めるようになっていった。

 帝国によるクロスベル占領をきっかけに、クロスベル警察が「クロスベル軍警」として再編され、《特務支援課》も事実上解散状態となってしまったものの、その後、ロイドらの活躍によりクロスベルの解放に成功。市内の治安維持を目的として即座に軍警が解体され、クロスベル警察/クロスベル警備隊としての再編が決定。元警察官、警備隊員の多くが現場への復帰を果たした。

 また、その過程で《特務支援課》の再始動も決定し、セルゲイ課長指揮の下、オリジナルメンバーであるロイド、エリィ、ティオ、ランディが支援課の活動を正式に再開させることとなった。

メインキャラクター紹介

ロイド・バニングス

「頑張ろう――これからも この街と市民たちを守れるように。」

 クロスベル自治州で起こった数々の難事件を解決した、熱い正義感と不屈の魂を持つクロスベル警察《特務支援課》のリーダー。

 帝国によるクロスベル占領後、重要参考人として指名手配を受けたロイドは支援課が保護していた少女・キーアとA級遊撃士アリオスと共に追っ手から逃れつつ、クロスベル解放に向けた地下活動を地道に続けていた。

 その後、約2年数カ月の歳月を経てクロスベルの解放を成功させたロイドは、当時のオリジナルメンバーと共に再び《特務支援課》の活動を再開することに。

 活動再開を喜ぶ市民の声を受けつつ、ロイド自身も「再独立調印式」の日を心待ちにしているが……。

エリィ・マクダエル

「私たち、これまで本当に 色々な人に支えられてきたのね――」

 クロスベル議長ヘンリー・マクダエルの孫娘にしてリーダー補佐として《特務支援課》を支える才色兼備の女性。

 クロスベル占領後、《特務支援課》が解散となってからは、幼少期からの留学経験や優れた政治感覚を活かして帝国要人やRF(ラインフォルト)グループとの接触を図るなど、独自にクロスベル再独立の道を模索していた。

 再独立決定後はロイドらとともに《特務支援課》の活動を再開。現在は支援要請をこなしつつ、「再独立調印式」に代表として出席する祖父・マクダエル議長の秘書として政治外交をサポートする日々を送っている。

ティオ・プラトー

「この2年間を乗り越えてきた わたしたちなら、きっと……!」

 《特務支援課》メンバーにして、エプスタイン財団・クロスベル支部に所属する若き研究主任。

 帝国によるクロスベル占領後は情報局による監視を受け、行動が制限されるという状況に置かれながらも水面下でロイドらに協力。その過程で帝国の新旧VII組や周辺諸国の導力技術者たちと連絡を取るようになり、RFグループのアリサ・ラインフォルトやリベールからの留学生、ティータ・ラッセルらと親交を深めていった。

 《特務支援課》活動再開後は、オリジナルメンバーの1人として現場に復帰。更に、研究主任としてZCF(ツァイス中央工房)やRFグループとも連携するなど、導力研究者としての道も歩み始めている。

ランディ・オルランド

「俺は帝国で何度も見て来たぜ―― 苦難の道を歩みながら、光を見出してきた連中をな。」

 猟兵団《赤い星座》に所属していた過去を持つ、クロスベル警察《特務支援課》の頼れる兄貴分。

 クロスベル占領後は初代総督ルーファス・アルバレアの策略によって仲間と引き離され、トールズ第II分校で教官を務めることとなったが、それをきっかけに帝国で教官としての経験を積み、新旧《VII組》をはじめとする数多くの人々と固い絆で結ばれていった。

 クロスベルの再独立が決定し、教官としての任期が終了したランディは帰国を決意。後進を育成するという分校での仕事に若干の後ろ髪をひかれつつも、クロスベルの地で、再び《特務支援課》の活動を再開することとなった。

ノエル・シーカー

「言ったじゃないですか、あたしたちも支援課の一員だって!」

 重火器の扱いと車両の運転技術に長けた、クロスベル警備隊の次期エースと目される女性隊員。

 一時期は出向メンバーとして《特務支援課》の活動に参加し、ロイドらと共に多くの難事件を解決へと導いた。帝国によるクロスベル占領時は、密かに警備隊の有志たちと連携してレジスタンス活動に身を投じ、軍事方面の情報収集を行なうなど陰でロイドたちに力を貸していた。

 再独立決定後、再編された警備隊に復帰したノエルは“曹長”から“三尉”へと昇進。「再独立調印式」を控え、現在はソーニャ司令の指揮下で警備隊の任務に就いている。

ワジ・ヘミスフィア

「優秀な相方(パートナー)たちに囲まれて、つくづく果報者だよね、僕って」

 中性的なルックスが人目を惹く神秘的な青年。星杯騎士団に所属する守護騎士で
第九位《蒼の聖典》の名を冠している。

 かつては身分を偽ってクロスベル旧市街に潜伏し、不良グループ「テスタメンツ」の少年たちを陰ながら導いたり、《特務支援課》の追加メンバーとしてロイドと行動を共にするなどクロスベルで様々な活動をしていた。

占領後はクロスベルを離れ、守護騎士として諸国を飛び回っていたが、七耀教会の「再独立調印式」参加に伴い、新たな相方(パートナー)たちと共に縁深きクロスベルの地を再訪することになった。

ワジ&ノエル