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小島秀夫氏が「デススト」のトレーラー製作に使用した秘蔵映像を公開!
映像に登場する蟹は“軍手”で代用!
2019年11月27日 13:31
- 11月27日 公開
コジマプロダクションは、プレイステーション 4用アクション「DEATH STRANDING(デス・ストランディング)」の2016年に公開したトレーラー「E3 2016ティザートレーラー」のための試作動画を公開した。
今回公開された映像は監督を務める小島秀夫氏が自身のTwitterにて2016年の3月上旬に撮影したものを“秘蔵映像”としてツイートしたもの。映像は数ある「DEATH STRANDING」のトレーラーの中で1番最初の映像である、2016年のE3にてお披露目になったもののデモ。CG映像を実際に制作する前に、完成した状態を想像するためのシミュレーション映像となるプリビズ(Pre Visualization)の作成風景となっている。
約55秒の動画となっており、トレーラーに登場する蟹の代わりとして軍手が用いられ、「BT」による手形も小島秀夫氏自身で棒に紙をくっつけたものを使って演出していたようだ。トレーラーに登場するノーマン・リーダス演じる裸の「サム」も、コジマプロダクションに務める平沢氏が代理として演じている。
YouTubeに公開されている映像と比較して見ると、蟹の演出や「サム」のポーズなどが正式版に生かされていることがよくわかる。
2016年の3月上旬の秘蔵映像。この12/16で独立4周年なので、当時の資料を発掘していたら出てきた。仮事務所で機材もスタッフもほぼゼロの頃。3月末に控えたノーマンのPキャプ用にカメラワークと情報量を決める為のラフプリビズ。僕と平沢君で作成。蟹は軍手。廊下は共有スペースだったのでゲリラ撮影。pic.twitter.com/1VWt11TYkx
— 小島秀夫 (@Kojima_Hideo)November 27, 2019
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